＠名古屋 北文化小劇場（2023/05/04-05 3ステージ)
全自由(整理番号付）一般3000円 U22 1500円
原作：W・シェイクスピア 脚本・演出: 天野天街
舞台美術：田岡一遠 (マタタキマケット) 舞台制作：小森祐美加 (マタタキマケット)
映像：田中博之 照明：今津知也 (オレンヂスタ) 音響：馬場祥
舞台監督：岡田保(演劇組織 KIMYO/ かすがい創造庫) 振付：夕沈 音楽：珠水
チラシ：アマノテンガイ 橋本一弘 写真：羽鳥直志 制作：少年王者舘制作部
出演：
飯塚勝之 ：シーシアス、オーベロン
山本亜手子：ヒポリタ
る：イジーアス、スターヴリング
巴音（岩本苑子）：ハーミア
佐伯ピン子：ヘレナ
森春介 ：ライサンダー
小林夢二 ：ディミートリアス
五月女桜子：ティターニア
新部聖子[少年王者舘 /FUKAIPRODUCE 羽衣]：パック
篠田ヱイジ：トロール（ティターニアの小姓）
夕沈 ：ゴブリン
月宵水 ：ロビン
今井美帆 ：クウィンス
宮璃アリ ：ボトム
ビードロ・ポンピイ［渡邊菜央］：フルート
後藤美智子：スナウト
田口田一大助：スナッグ
2023/05/05(金・祝）晴 1:01-2:55PM (1'54)前方上手 客席8割（180人）
客層:20-30才代とベテラン。女性過半数。
客入れ:感染対策。検温なし、消毒任意。開場時40人程、整列ら案内まめにあり。
花道設置、下手側席は劇中劇の桟敷として使用。 中央前方へ誘導。
当日パンフ A5 3ページ 登場人物相関図付。物販。新作クリアファイルはか。
カーテンコール2回。
25年振りという新人公演。本作の天野さん演出は2017年の雨傘屋公演以来。
舞台。山形に吊った布幕でぐるり囲み。森の緑色をわずかに刺し。
お話。妖精の王と后、２組の恋人、アテネの職人達が妖精パックの媚薬誤用で
こんぐらがっていく。
目が覚めると夢。公演、観客も取り込む多重夢の趣向、ずっとこのまま終わらないで
欲しかったねこ。原作、台詞ともおおむね沿うけど、収まらない。オーベロン王自身
が現実と夢に節操のない浮気者で最後に一騒動。若者たちの恋人役争いはループ、
全力でやるのが新人公演らしく楽しい。キャラ、女子が可憐かつ凶暴・口が悪い、
活き活き。新部・バック、おそ松か、ちょろ松かというおかっぱ頭で、コミカルに
よく動く。夕沈、月宵水とはしゃぐ姿が素敵。佐伯・ヘレナ、オフビートの
おかしみ、愛嬌。どんな酷い目にあうかしら（ハートマーク）とMっ気も。ファン
には楽しいところ。インドの美少年小姓は巨漢ゴーレムに替わり、ドスンドスンの
足音と優しい巨漢な風貌がいい。職人劇団はベテランの宮璃アリアリ・ボトムと
新人達。独特名古屋弁飛び交い、阿呆ぶり全開、タップリとして愉快。
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