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＠三鷹 SCOOL（2023/07/14-17 7ステージ）
全自由 前売2800円 当日3000円 学生割2000円 中学生・高校生割引1000円
立見席1500円（各回 5 枚まで） 小学生以下 無料
作・演出・制作・製作・Web・映像・その他：笠木泉
スチール：明田川志保 照明：多賀啓二 宣伝チラシ・デザイン：牛尾千聖
スライドイラスト：ムーサマスイ
制作協力：加藤じゅんこ（The end of company ジエン社）
劇中引用「申命記」30章第19節より
出演：
踊り子あり［はえぎわ］：林（201号）、リー（101号）
ぼくもとさきこ［ペンギンプルペイルパイルズ］：山田今朝子（202号）他
松竹生：山田八郎（202号）、橋本（不動産屋）他
山本健介［ジエン社］：土井（林後輩）、車田（作業員）、山田登（息子）他
2023/07/16（日）晴 6:04-7:19PM（1'15）前方 客席ほぼ満員（30人）
客層：2世代、20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒任意。開場時数人。長手方向に釣り椅子1、
椅子1、スツール1。立見は下手壁際。当日パンフ A5 3ページ。物販。トートバッグ
過去上演台本。カーテンコール1回。
「ドードー」（2018年 未見）「モスクワの海」（2021，22年）に続く
「登戸三部作」とか。
舞台。下手より丸いラグと低い脚立。中くらいの脚立もあり。正面壁にアパート
部屋、氏名、キャラアイコンを投影。上手壁に小さなショッピングバッグ。
壁への投影はブルーノ色付け用。
お話。登戸の古アパートに逃れるように越してきた林、隣に初老の夫婦、階下は
外国人のタクシー運転手。今とあの頃、あるいはその先の苦しみとほのかな喜びを
描く、ドメスティック発で拡がる群像年代記。
時間と土地の話とか。まるで鳥瞰図を描くように、心の内、記憶、生き死に、地勢の
移ろいまで視野を拡げ、フラット、シームレスに綴っていく。笠木さんらしい
ユニークな作品。みな涙の谷にいて、それが明らかになっていくにつれ、哀しく
やるせなく、また愛おしく思えてくるねこ。時と場が離れようとも想を巡らし、
手放しことはしない。希求する心のありようにも感じ入るねこ。役者が作品の世界で
そんな風にして息づいている、そんな4人と出会えた嬉しさがある舞台でもあり。
三部作の次はどうなるのかしらん。早くも楽しみ。
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