tsumazuki no ishi 「巨豚（きょとん）の在る青空と砂丘ヌード〜仕掛けのある風景〜」
＠中野・ウエストエンドスタジオ (1995/12/21-24 5ステ）前売、当日2800
作・演出：寺十 吾（じつなしさとる）
1995/12/23(土)7:00-9:30PM 晴 ３列めより 客席９割(90人)
会場の半分ちょい、一段高い舞台。床下から出る仕掛けあるため。最初、最後
は障子を渡し、こたつ部屋のしつらえ。後、ほとんどは砂漠？イメージ。
上下手前に穴。上手、ベット。中央、白い円筒ポストと小さなパオ？。下手、
押し入れと井戸、手押しポンプ。らがぽつねんと置かれる。奥の幕には地平線
？が線画で。ここと障子は、映像のスクリーンにもなる。
お話。絵の中で空想の旅をする兄妹。彼らが出会う、ほんとなのかもしれない
不思議な人、どこか懐かしいことたち。
好き。場面ごと変わるイメージ。不可思議さ。しんしん、ぽそぽそな会話。蓄
音機からの怪電波・意味不明な言葉。しっぽのある男。兄嫁に床屋してもらう
男。自転車に乗って過ぎる町と人の映像。井戸の蛍。砂漠でなぜか漫才。など
など。4月の「東京奴隷市場」みたい、とりどり構成劇。
整理をもう放棄？。もちよった場面をただ集めた印象。それだけ（映画撮影の
設定が共通にあるけど、だからどうと言うことなし。）。意図が？なのも。特
に漫才。つまらないとわかっててやる（他役者のリアクション演出で知れる。
）それでも延々。こまっちゃう。時間がとまったような感じ、時には趣○、さ
れど体には×。疲れました。これじゃお客離れちゃうかも。心配心配。
役者。木立さんは、存在感あって○。相川さん、愛らしい。出番少ないのが残
念。寺十さんは、ナレーションだけ。出てれば、面白かったかも。
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