トリのマーク「「娘国 daughterland」
＠六本木・ストライプハウス美術館 (1996/5/31-6/2 5ステージ） 前売当日2000
台詞・演出他：山中正哉
1996/6/1(土)7:05-8:15PM 晴 前方から 客席超満員（椅子30＋座布団12)
開演までロビーでお待ち。お話関連らしいのスケッチ展示。と、お客に混じっ
た男性が解説を始め。導かれるまま、中二階で舞台の島のことを聞いたりして、
三階へ。木目床とまっしろな壁。照明もスポットと蛍光灯だけ。美術館その
まま。大きな木のテーブル、椅子五つ。どこでもあってどこでもないような感じ。
会場の空間を巧く使う。例えば、階段の高低を活かして遠近感ある声とか。
お話。小人がたくさんいる小島。何かしら調査できた人達と少女のやりとり。
はなしの断片を覗かせ、不思議な出来事（時空を歪めて落とし穴を作るとか）
をさらりとやる。よくわからないけど、どこか不可思議な味わいが○。
後半、すこし長く感じる。記録するのくだりは短くてもいいと思うねこ。
なにより、やたら淡々クールな人達と、ぱたぱたとして愛敬がある柳澤さんの
対照が魅力。全体の醒めた感じとファンタジーの取り合わせも面白い。
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