東京乾電池 「林檎とパパイヤ」
＠新宿 THEATER TOPS (1996/6/19-30 14ステージ)
前売指定3500ベンチ3300当日3700
作・出演：内田春菊 演出・出演：ベンガル、綾田俊樹
1996/6/22(土)くもり 7:00-8:55PM 3列めから 客席超満員(170人）
ベンガル、綾田俊樹さんの年一企画公演。今年は漫画家・内田春菊さん作。
全日完売なそう。当日券あり。30日ソワレが追加公演。ねらい目なり。
舞台。日本旅館の２Ｆ。けっこうひなびてぼろきてる壁。窮屈ベンチ席、畳で
ごろごろしたかったねこ。
お話。男二人、とある病気療養で特化効果の温泉へ。病気ゆえ訳わかんないの
で、なんだかばたばた。とそこに女が転がり込んできて。
楽しいねこ。乾電池らしい演出。ばたばた、エキセントリックだったり、おとぼけ
ではずしたり。胡散臭くて、呑気演出がグー。若手役者も、従業員で出て
盛り
上げ役。
内田さん独特の男女愛憎ディープな世界は、表立たない。のほほんとしてて、
ずるい人の姿は隠れてる。病気、実は直ってるけど逃避したいから嘘。女とむ
にゃむにゃなんだけど、友達考えてか面倒いやだから、とぼけちゃう嘘とか。
そんないろいろあるけど、今が幸せなら○にしちゃう。大人加減に好感ねこ。
役者。暴走するベンガルさん。彼を引き戻すけど、逆に迷い出す感じの綾田さ
ん。とても好き。巧いし。内田さんは、漫画家のバンドライブで見て以来。セ
クシィだし、訳知り・飲み友達な感じ。作中の母性を感じさせるとことか、好
感ねこ。
|