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 動物電気act.8「動物の暗黒面」

 @高円寺・明石スタジオ (1996/11/13-17 7ステージ)
 全自由 前売り1800当日2000
 作・演出:正岡たいし
 出演:臣野 洋、辻 修、木村友美、手嶋一統、森戸宏明、小林健一、正岡たいし
 全12名

 1996/11/17(日)晴れ 6:00ー7:55PM 前方から 客席満員(110人)
 客層:学生、20才代中心。時々、身内かおじさん、おばさん。
 客入れ:誘導あり。詰めはなしで楽チン。

 GG(がーディアン・ガーデン)フェスで初見。おばかな肉体派なとこが気に入
 ったねこ。舞台。奥陰に巨大な月、それに被さるカーテン。下手後方には、高め
 の台。劇中、ヘリコプターの座席になったり。

 お話。海神の夢をみた母から生まれた、海介(臣野 洋)。生来、剛の者なるも
 、ある日から極道に身を落とす。それは、終生の敵、大金持ちの変態野郎・清彦
 (辻 修)との戦いの空しさ故だった。

 松田優作ばりに決めるとこ、ばっちし男芝居。その周りに変な会話や、変態やら
 の奇天烈さ、遊びがある感じ。まじめで、おおばか。意外に主人公をしっかり描
 いて、芯あるお話にしてるの、○。見直したねこ。

 台詞の乗りが◎。意味なし、変さを織り交ぜ、かっとばしたり、はずしたり。
 訳わかんないけど、痛快で面白し。役者のテンションとリズムは、間断なし。
 中だるみ、ほとんどなくて○。プロレス技を本気でいれたり、肉体派な面もいい。 
 
 キャラは、いろいろで楽しい。変態親子キャラ(辻 修、小林健一)のき○がい
 ぶり、味方か敵かわかんない神様(森戸宏明)の醒めてる具合、おっしゃまで、
 すれてるお嬢様(木村友美)とか。 次回も楽しみなねこ。

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