TB-PLANET VOL.4 「産業社会とその未来 植物記」
＠下北沢 ザ・スズナリ (1996/12/27-29 5ステージ)
全自由前売り2500当日3000
作・演出：和久田理人
出演：みのすけ、東地宏樹、秋山想、和久田理人、鶴牧万里、若月尚哉、内山奎
1996/12/28(土)晴れ 7:00-9:00PM 前方から 客席満員(140人）
客層：女性客多し。関係者も多？。客入れ：詰めなしで桟敷（ベンチ）も楽。
舞台。森の中なしつらえか。壁画みたいな紙に描かれた木々が舞台を回って客席
まで。一段高く、四角い舞台。天井から四方に鎖を垂らし、部屋の設定とかに。
お話。３つの世界が平行、やがて侵食しはじめる。予備校生・比留間が女の子に
振られちゃう世界。全体主義国家？のアスパラ工場から脱出した、自称作家の世界
と、彼の夢のリゾートホテル住人のお気楽世界。
好きにやってる感じの夢中場面はシュールなコントのよう。脱力だったり、なんだか
テンション上げたり、変でおかしい。人の憎しみが予備校生の愛憎に集約、原爆と
なって投下の場面は、サンバのリズム、熊の着ぐるみの暗殺者なんて、ブラック
仕立て。さらりとやってシニカルなのも○。破滅後も青空は綺麗なままな、自然賛歌
（かな）には和久田さんの素直さ感じる。今回、長編なれど、各場面ばらばら感あり。
中盤、緊張感続かず、眠くなったねこ。オムニバス公演のほうがメリハリあって好き。
照明は今回も派手。蛍光色な配色だけど、どぎつい感じしないのが不思議。幕間の
音楽は前回までのコント公演なら○だけど、今回はぶつ切り感あって△。電グルの
「虹」は今年何回も（双数姉妹と・・）聞いた気がする。そんなに好まれてるのか、
もういいや。タナカカツキ氏のＣＧビデオは、ちゃんとつくりこんでて、レベル高し。
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