東京乾電池 プロデュース「ＡとＢの俳優修行「ま」」
＠新宿 THEATER TOPS (1997/7/2-13 14ステージ)
全指定前売り3500当日3800ベンチ3300
作・演出：ベンガル、綾田俊樹 出演：ベンガル、綾田俊樹、熊谷真実、
西村喜代子、麻生絵里子、大沢正幸、西田清史、堀口瑞葉、大橋武臣、
大和屋佳世子
1997/7/12(土)雨 2:10-3:55PM 後方階段・座布団席から 客席超満員(170人)
客層：２０〜３０才代＋おじじおばばと幅広く。客入れ：当日券、開演１時間前
から。座布団席のみ（１５位）。中途半端に前側にしたんで、見にくかったねこ。
ベンガル＋綾田さんが女優を迎えてやるよシリーズ。今回、木野花を迎えた公演
('92-5 構成・演出；木野花)の再演。
舞台。コンクリート打ちっ放し壁に禁煙表示の楽屋。上手にのれん、下手にお化粧
台二つ。カーテン引いて舞台袖、とっぱらって舞台、と場面転換。
お話。新派（綾田）ズカ（熊谷）アングラ（ベンガル）出身と芝居が違う３人の共
演あれこれ。間合いも違う、それ以前に変な芝居でどたばた。いがみ合いも年ふれ
ば、いいお友達、役者仲間。なんだかんだの舞台と楽屋の２０余年。
胡散臭くて、おかしくて大好き。東京乾電池のベンガル、綾田さんの魅力十分なり
なり公演。なんだか意味不明な、ベンガルの台詞と妙なテンション。反対に、お茶
でもどうかね〜、それはゆずれんな綾田俊樹の脱力と意地。正面切って目を見開く
と恐いですよな、熊谷真実の私は大女優よ！おほほ演技。役者達のデフォルメした
じたばた観てるだけで、単純楽しいねこ。よりよい演技とあーだこーだ、大まじめ
傍目にはおかしな行状にしかみえない相反も面白い。舞台があればな役者の恐さ、
それでもな役者ばかへの愛情も伺えて○。
気張らすに観られるこの芝居、大阪名古屋茨城でもあり、密かに一部に賑やかに
オススメ。来年は、夏にやるのに疲れた（綾田）ので４月にスペースゼロにて、との
こと。お相手・女優さんはだれかしらん。
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