dumb type パフォーマンス 「ＯＲ」
＠新宿・パークタワーホール(1997/10/1-5 6ステージ）
全自由 前売り当日4500(立ち見4000）
構成・制作：ダムタイプ ビジュアル・クリエイション：高谷史朗ほか
音楽：池田亮司、山中透 照明：辻野隆之 パフォーマー：石橋健次郎、
大内聖子、川口隆夫、砂山典子、田中真由美、前田英一、薮内美佐子
1997/10/1(水）晴れ 7:40-8:50PM 前方上手より 客席満員(450人）
客層：老若男女。中心は20〜30才代かな。スーツな人も多い平日公演なり。
客入れ：当日券。発売30分前で40名弱。列ぶ人に椅子提供、早めの発売整理券
発行、席の確保と親切な制作◎。客席は全階段状で見やすく○。
主宰・古橋氏亡き後、久々の公演。欧州公演を経ての日本公演初日。
舞台。真っ白。「2001宇宙の旅」後半の部屋を連想したり。こちらは調度が一切
ないけど。後方は円筒状巨大壁。ここをスクリーンとしたり。
言葉なし（英文あるけど詩な量）音楽・照明・映像・パフォーマンスのミックス
重低音、轟音と閃光での肉体へのストレス。閃光のあと広がるブルーやら透明感
ある照明や、一定リズム電子音の心地よさ。種々・画像。ある生活感ないインス
タレーションみたいなパフォーマー、彼らの時にコミカルにも見えるＳＭ趣向な
パフォーマンス。さまざまアプローチが予想つかず。来るものへの期待・緊張と
好奇心の高揚が、なんともいい感じ。かっくいいし。終演後の熱心な拍手に同感
ねこ。
以前よりなんかやんちゃ、開放的な印象。稲妻な強烈明かり、銃弾な轟音で
ポーズや、中途のセクシャルなパフォーマンスとか。全編、人と関係するもの
イメージ。対人関係。生者から死者への働きかけ（死体を緊縛、話しかけとか）寄り
添い抱き合い、あるいは拒絶しあう２人。繋がれたひもでメガホンなど交換する２
人。犬のごとき人と飼い主。とかは隷属、依存、生または死への従属なイメージ
？。生な感触のない表現なんでさらり、風景してるのには興味ねこ。この見てい
る世界：人が意味あることをする場所のラストは、道と山。スクリーンに一人立つ
パフォーマー。山並みな高速道、車からの画像はしだい加速し、ついには白濁化。
それでもちかちかと観てる者に残る残像、記憶。ここにこうしている、その拠り所が
なにか認識させてくれるよう。面白い。
ＴＶ（デジタル衛星、シアターテレビジュン）で放映予定。公演をまんま撮って
もビジュアルのすごさは納めきれないんじゃ？。ビデオ版とかつくるのかしら。
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