トリのマーク「１日に２８０の砦」
＠渋谷・スペースエッジ (1997/12/6-7 4ステージ） 全自由2500
台詞・演出・音響・照明：山中正哉 衣装：柳澤明子、嶋守千広、久保海松子
出演：柳澤明子、出月勝彦、中道伸夫、嶋守千広、山中正哉
1997/12/6(土)曇り 4:00-5:00PM 前方から 客席ほぼ満員(28人）
客層：20才代男女〜老婦人まで老若男女。女性過半数。
客入れ：先触れ芝居が行われる待合い所、つうかガレージ然とした作業所はシャッ
ター開放。寒気な換気。申し訳ストーブあるも夜は寒そう（受付に使い捨てカイロ
（有料）あり）ＤＭ絵はがきが３種、サービスであり。これ劇中の設定にも絡む。
会場〜待ち時間〜序幕。渋谷駅、東口からＪＲ線路沿い道。川に架かった橋、ガー
ドをくぐり、てくてく。これ劇中の設定にもあったり。不安になりかけ7,8分ほど
で着。照光式看板でわかり。待合い所の様子は上記。和みの音楽に待ち時間うとう
と。横なりに黒い雛壇と申し訳な柵台。文字通り外から、旅人に続き、魔法使い（
柳岡さん）がちょこちょこと登場。骨入れて膨らませたズボン、サイケなベスト、
三角帽子はペルシャのそれ？。緑の大扉に気付いた彼女、魔法のステッキでピッ、
効き目なし。お客をピッ、効き目なし。スタッフを、で開門。お客は移動して。
舞台。真四角のこじんまりした白い空間。キャパせいぜい８０。外からの緑の道は
正面砦の内へと。白木色合い、格子の壁、てっぺんに風になびく紅い三角旗。学芸
会のお城グレードアップ版な装い。
お話。眠り癖がある、今は巡礼の王様（出月）にのほほん（中道）と超クール（嶋
守）な従者２人。謎のクール巡礼男（山中）。ちょこちょこと彼らに絡む、自称魔
法使い（柳澤）。あったものが消え、それももともとあっったのか？な、不可思議
な数多の砦を取り巻く、出会いと出来事。タイトルは巡礼に課せられた行のこと。
ここではない世界感は今回薄い印象。設定のことより、互いの関係話が主なせいか
な。砦と森、海とかイメージし難かったねこ。人物関係、クールキャラと、のほほ
んキャラのやり取りが◎。身も蓋もない冷静さにマイペースに応対する、魔法使い
・柳澤さん。パタパタきょろきょろ、したお馴染みの表情豊かな動きが愛らしい。
肌寒い外からぽかぽかの会場への安堵感もあって、気持ち和むねこ。
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