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 東京オレンジ#11 EXPLORER EPISODE#1
 「Tigershot Meet With Shakespeare」

 @新大久保・パナソニックグローブ座(1998/3/13-16 6ステージ)
 全指定 前売り3000当日3300 
 構成・演出・翻訳:横山仁一
 出演:堺雅人、対馬よう子、泉陽二、北澤聡、小林恭子、恒川稔英、牧山祐一、
 野口かおる、杉井邦彦、筧ちえみ、金崎敬江、中田豪一、青木岳美、安永修章、
 小岩井涼宇子

 1998/3/14(土)晴れ 7:35-9:15PM 1F中段より 客席ほぼ満員(1F、300?人)
 客層:20才代中心。女性過半数。
 客入れ:多すぎるほどの係員できちんと。2Fにお客入っていたのかな。

 前回、駆け抜けるコラージュ手法で久々面白かった、東京オレンジ。今回は動きを
 抑制した手法に一転。タイガーショットな一座の前説後、「本編」。その後、タイガー
 ショットは何処へと?。

 舞台。素舞台、なんもなし、真っ黒。中央のせりを使用。
 お話。テンペスト。弟(堺)に所領とられちゃって、島流しのナポリの公爵(堺)
 得意の魔法で嵐を呼び、弟の船を難破させちゃって復讐。でもそのうち仲直り、
 な伝奇物語。を殺伐してる今時な親子に投影しような、試みらしい。舞台中央で
 テンペスト劇が進行、周囲では演劇一家の稽古風景やら、ばっくれて愚痴やら
 憎まれ口たたいてる人達。をコラージュ。

 寝る。ブルー系の照明、ドラムンベースみたいに同じ(ねこには)リズムの繰り
 返し展開、気持ちよくて。捻りあり、メタ演劇と言えるかも。ノイズなやり取りに
 ひたすら演じられる、テンペスト芝居が浮いて見え、面白い。ディスコミュニケー
 ションな、と分かった気になるけど、なんか琴線に触れるとこなし。寝てた ねこが
 言ってますが・・。 役者。堺さん。立ち姿きれい。動かずの演技とは意表つく。
 真摯さ○。

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