TEAM発砲･B･Zin「トランスホーム リフォーム」
＠新宿・シアターサンモール (1998/6/19-29 15ステージ）全指定前売当日共3500
作・演出：きだつよし
出演：きだつよし、ラヴ&ピース川津、工藤順矢、武藤陶子、草野徹、西ノ園達大、
平野くんじ、澤田太歩、本丸仁美、小林愛
1998/6/21(日)小雨 7:05-8:55PM 中段より 客席ほぼ満員(290人）
客層：20才代中心、なんか若いですね客層。野郎が結構多め印象。
客入れ：当日券開演１時間前から。本席のみ、20?枚ほど。結構いい席あり。
舞台。いかにも夜景したりのビル背景を望む、マンションの一室。下手、押し入れ
ベット、ラック、箪笥、壁にポスター（エロなし）、地球儀は小学生時代引きずり
？。中央、14型テレビ
、格子入った大窓〜戸外ベランダ。上手、台所、トイレ、
手前冷蔵庫。って書いても甲斐のない平凡（ベランダ除く）。
お話。家族が航空事故。信じられない主人公のもとに成仏できない彼ら登場。転生
（って生き返ってないけど）したのは家財道具。おひおひ。驚いてるところに、主
人公を密かに思っている会社同僚、そして恋人がやってきたからパニックパニック
どたばたばた、ばたが一文字多いですねな調子のよさ。あれよと思うまもないスピ
ーディな進行、派手なビジュアル。アニパロなつぼが随所、外さないのは稽古の
賜物？。家財道具に変身が単純おばかでとほほ。それを情熱もって作り込んでる
のがまた○。うざったくも頼りになる、家族家庭なメタファーですか？などと気負なく
見た目のおかしさが楽しめるのが○。ラスト、嵐が済んでのしんみりは葬式後みた
いで共感（リフォーム除く）。
うんでも、アニパロな演出は全般ねこ琴線に触れず、かする程度。アイディアにも
う一ひねりの不満あり。例えば、変身アイディアがただそれだけに思えるの△。
気づいたら普通じゃないのに普通に家族生活してるとか、もっと面白くできそう。
「六畳一間のロボット大戦」とはいえ、中央に固まりがちの演技は△。せっかくの
広い舞台がもったいないと思うねこ。
役者。草野徹（元東京壱組）。人語を解する動物役って大抵美味しい。このホモの
青森弁話す秋田犬(!?)もそう。気安くて、いい感じな泥臭さあるキャラに好感ねこ。
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