動物電気「人、人にパンチ」
＠下北沢・駅前劇場 (1998/9/23-29 9ステージ) 全自由前売り2000当日2300
作・演出：正岡泰志 照明：森川敬子 音響：小笠原静香
出演：辻脩人（作業監督）小林健一（船長）、姫野洋、手嶋一銃、高橋拓自、
吉田誠、森戸宏明（船員）伊藤美穂（現地人）木村友美（女）正岡泰志（コック）
1998/9/27(日)雨 2:35-4:15PM(1'40) 中段より 客席ほぼ満員(120人)
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：整理券開演90分前、早すぎるよなかえって時間できていいよな。傘預かり
きちんと。席詰めは椅子席で軽くあり。
舞台。船のデッキ雰囲気。下手マストと縄ばしご。上手緑青色の壁、救命具。
お話。マグロ漁船・満腹丸。は、悪名高い監督が仕切る地獄船。収益をあげるため
超重労働を強要。犬人間もいるほどだし。いろいろと騒動やらにかこつけてストラ
イキを始めるが、それどころじゃないことが起きて。格闘もの→肉体労働→プロレ
タリアアート演劇な流れな今回なそう。
こうしたら面白いだろうーな悪のり、ばかを真剣にやる肉弾バトル役者芝居と演出
が楽しいねこ。お話は目茶展開なれど、肉弾相打つ演技で妙なリアリティあり。
へんてことずっこけなコントめいた展開は、どこかしら八時だよ全員集合・ドリフ
乗り。きちんと真顔、大まじめ演技しながら、はずさずにはおけないサービス精神
あり。いつもよりテンポよく、隙間無い進行は○。バカ爆発なずっこけぶりに、
何度か拍手と笑い声があがる、乗りの良い客席も○。
変態演技で場を支配する、辻脩人。得体しれなさ一層。彼といつも変態タッグを
組む、小林健一はライバル役。一体化するより、面白いと思うねこ。
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