動物電気「福祉劇 キックで癒やす」
＠中野 ザ・ポケット (1999-4/29-5/3 7ステージ) 全指定 前売り2000当日2300
作・演出：政岡泰志 照明：森川敬子 音響：小笠原静香 衣装：山下愛子
舞台監督：松嵜耕治 宣伝美術：宇田川慎之介 制作：×2.5
出演：
伊藤美穂 ：大谷フミ子（青沼家のボランティアする主婦）
手嶋一銃 ：青沼鉄五郎（女装癖にあるボケ老人）
姫野洋 ：青沼慎平 （青沼家当主）
政岡泰志 ：青沼ミチコ（慎平・妻）
辻脩人 ：青沼六郎 （慎平・息子）
木村友美 ：青沼リカ （慎平・娘）
森戸宏明 ：伊集院純 （ミチコの父親）
吉田誠 ：折橋 （フミ子の大学同級生・海外ボランティア）
小林健一 ：太田先生、フミ子の夫
1999/5/3(月)晴れ 6:05-7:40PM(1'35) 後方より 客席満員(170人)
客層：20才代中心。男女半々。
客入れ：特記なし。適時席誘導あり。
前回、プロレタリア演劇とかよくわからない、パロみたいのしていた彼ら。今回は
福祉問題を取り上げるとか。ＡＴＧとか日活不良物とかの題材のほうが、べたに
しても、彼らにあっていいと思うんだけどなあ、ねこ。
舞台。後方一段高く,下にわざわざ「福祉劇」と照光掲示。階段はそのまま天井ま
で、その下は坂になっていてそのまま下へ。自転車で滑降したりとバカあり。
お話。有意義なことがしたいと、主婦・フミ子は青沼家のボケ老人の介護ボランテ
ィアに。邪魔者扱いの老人を親身に応対する内、家族も次第にじいさんを必要な
存在として捉えるようになって。
といいお話はあれど、ほとんどは体を張ったギャグやら、過剰に自虐的な表現に
終始。辻、小林の変態コンビも相変わらず。よくわからないクイズ１００連発も久々
に復活。正岡さんは強面の主婦役。適時アドリブであしらってるけど、ホンとは
もっと絡んでほしいところ。役者達が真面目にバカしてるのには、いつもながら
好感ねこ。べつに見てきた風な問題意識は交えなくても、いいのに。
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