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 転球劇場「3」

 @大阪 扇町ミュージアムスクエア(2000/11/21-26 8ステージ)
 @東京 駅前劇場 12/7-11
 全自由 前売2,800円 当日3,000円

 構成:福田転球 舞台監督:伊藤一刀 照明:大和宏智 音響:堤野雅嗣
 宣伝美術:箕田英二 制作:内藤ハル夏
 出演:
 楠見 薫 [遊気舎]:お客さん
 小椋あずき[そとばこまち]:お客さん?!
 高木稟  :サロン リーダー
 橋田雄一郎:サロン チーフ
 福田転球 :サロンのマーク

 2000/11/23(木祝)晴 7:05-8:40PM(1'30) 前方より 客席満員(160人)
 客層 :20ー30才代中心、女性過半数。
 客入れ:開演間際入場も、席詰めのおかげでスムースに座れ。制作のいつもの
 ぎこちない挨拶○。折り込みパンフ。写真、スタッフ、予定の最小限。ちょっと
 淋しい簡略。物販。手ぬぐい(300円)。どうしようもなく在庫も残り少なくなった
 模様。今日は三人自ら販売(サイン入り)

 ゲストふたりを迎えての小劇場公演。東京でも久々公演が嬉しいところ。
 舞台。美容院を鏡側からみたセット。パイプですっきりゆったりの椅子三脚。
 フローリング、壁は木目と緑色のストライプパネル、3段の収納BOX、理用品を
 乗っけたワゴン。上手に高いカウンター?。後方、待合椅子とテーブル。

 お話。接客練習はいいけど、お客きたらどうするか、考えていませんね状態の
 理容師三人。ショーアップ演出を大まじ顔で、でも傍目すっとこどっこい。そこに
 なんとフリーのお客が。どうなってしまうんでしょうか。

 わかりやすい笑い。ちょっとこじんまりと纏めて、あまりぶっ飛ばず、かまさずな
 今回。毎回趣向が違うけど、三人の飄々としつつ、濃いキャラの面白さ変わらず。
 高木さんの変な言語感覚。橋田さんの醒めた浸りきり。転球さんのはじけ加減、は
 いまいち(公演後半はいいかも)。素か演技かわからないぼそぼそ会話、興じると
 止まらない悪乗りの芝居がかりも面白し。ばかしてるようで、現実の毒もひとつま
 み覗かせて締める隠し味もいい感じ。ゲスト二人、まけじ、つうか勝ってる?。
 後半、楠見さんが起動すると迫力、大阪な若おばちゃんしてる小椋さんのぱたぱた
 した様が笑い呼び。

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