転球劇場「Ｊａｃｋ」
＠下北沢駅前劇場(2001/3/28-4/1 6ステージ)
＠大阪HEP HALL(4/5-15)
全自由前売：2800円 当日：3000円
構成：転球劇場 舞台監督：44北川 音響：堤野雅嗣 照明：大和宏智
宣伝美術：箕田英二 衣装：ユキマツナオコ 制作：内藤ハル夏
出演：
森下じんせい ：細川(先輩）
福田転球 [転球劇場] ：森 (部長）
平田敦子 ：土井(紅一点）
山内圭哉 ：神埼(副部長）
後藤仁 ：小山
荒谷清水 [南河内万歳一座] ：亀井
腹筋善之介 [元惑星ピスタチオ]：金
鈴木田竜ニ ：宮沢
橋田雄一郎 [転球劇場] ：加藤
後藤ひろひと[piper] ：小沢
高木稟 [転球劇場] ：武村
2001/3/31(土)小雪 3:07-4:40PM(1'30) 前方より 客席超満員(170?)
客層：20才代中心に30,40代まで。女性過半数。一人客も結構。
客入れ：当日券。販売時で30人列。そのくらいで後はキャンセル待ち（かな）
当日客は15分前入場。誘導、整列、荷物預かりともきっちり。全桟敷(招待は椅子）
なれど土足ＯＫ。でも、脱ぎますです、な詰め加減。客入れのお兄さんが調子よく
場内笑い絶えず。どうせ辛いんだから、楽しいほうが○。外が寒いので中が
暖かくなるよう、こんな詰め具合に（苦笑）。モーゼの十戒のように人をわけて
座ってとか。場内の荷物預かりもきっちりあり。いつものように、気さくで礼儀正しい
内藤ハル夏さんの前説後開演。当日券40人以上ほどいれて、5分押しだから手際◎。
折込パンフ。あんまり文字がないＡ４見開き。今年度はあと三本上演。
物販。手ぬぐい(300円)、劇団のものとはわからず着易い、Ｔシャツ(2000円)
ビデオ収録あり、販売するかもとか。カーテンコールで某君から重大発表あり
大阪公演もあるので秘密（山内さんが三人目の「piper」になると告知）。
マイナー豪華な役者陣によるお楽しみ芝居。転球ならでわのお遊びも期待ねこ。
舞台。教室。やたら長い、二倍幅の緑黒板。汚れ加減がリアルな壁、晒したような
床。入り口引き戸もなんかリアル。
お話。いきなり、BEAT IT!とダンスダンス。侃侃諤諤とこれでいいんかと、目から
ビームの二人、部長（転球）と副部長（山内）。なんか全員を巻き込んで勝負開始
鶏が先か卵かで花一もんめ激論？。どこで「名前」をきるか、わしはこう思う。
スコップを持ち出して、これはスコップかシャベルか？（東西で呼名違うらしい）
199Q太陽族関係の恐ろしい話（よくわかんないねこ）。なんのこちゃな激論は実は
学園祭の出し物のこと。企画、どうすると挙手して候補。正体不明の動物まで
見世物に持ち出すが結局食べ物屋。火事になった養鶏所から逃げた鶏をGETしてる
一人の丸儲け話も後押しして、焼き鳥屋。小躍りする一同、でも急転直下。
ライバルが数十店舗もいる事実にがっかり。でも、めげない部長ら、ダンスダンス
それにいままで提案の見世物小屋要素をいれて、起死回生。どないや。
味のこだわり、美味しさあれこれ、詰め合わせあられ風味。おやつな旨さと物足り
なさも○。当然にキャラ芝居。生活に必要がないこだわりを見せつつ、真顔で
すっとこどっこいする可笑しさ。なんのこっちゃなわけ分からない話の行方に、
引き込まれてしまいましたです、なお馬鹿なお楽しみ。小言は別の芝居に任せて、
イキオイとノリ、とほほな脱力の妙にご馳走様ねこ。
役者。高木稟。隅でひとり変する様が可笑しい。山内圭哉。突っ込み役をクールに
マイペースにして周囲と対照の妙。荒谷清水。１８才、に見えない学生熱演。
腹筋善之介。いつもどおり、一人切れる動きをして周囲と対象の妙。後藤ひろひと
好きに自由にしてる様が可笑しい、彼も１８才設定だし(笑）。
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