トリのマーク（通称）12ヵ月連続新作上演その12「ひかり、あたらしい椅子、バジルの庭」
＠武蔵小金井 ギャラリー・ブロッケン（2001/1/27-28 4ステージ）
全自由前売り2,300円 ネット割引2,000円
台詞・演出・音響・宣伝美術：山中正哉 衣装：柳澤明子
制作：柳澤明子、出月勝彦、丹保あずさ、櫻井拓見
会場：久保海松子、坂本絢
出演：
山中正哉：その家で記録をしている人
柳澤明子：その家でお手伝いしてる子
中村智弓：遊びにくる子
出月勝彦：庭師
丹保あずさ：伝言をお願いする人
櫻井拓見：旅人
2001/1/27(土）大雪 5:05-5:45PM(40) 前方より 客席ほぼ満員(27人)
客層：20才代女性中心。カジュアルな親しみ雰囲気。
客入れ：までの道は雪と泥で大変。受付は中、遅れてきた客は裏口から。飴の
サービスあり。誘導、荷物預かりはとくになし。いつもの狭めベンチシートと
パイプ椅子とか席４列。座布団が添えてあってクッション＋。折り込みパンフ。
イラスト入り事前のと、終演後のと。１年連続公演スタンプ達成プレもらい。
ファンにはとりわけ嬉しい手作り・マスコットもの（ナンバー入）。
なんか、ここでの公演って、雪の日ばかり?な記憶の、ギャラリーブロッケン
＠武蔵小金井。12ヶ月毎月上演の最終はホームグラウンドな小ギャラリーで。
舞台。□４mに高ーい天井。天窓につもった雪はまるで雲海のよう。「冬の庭」を
大きなガラス窓ごしにみせて、白木テーブルと背もたれ椅子１、丸椅子１。
テーブルにはスパイス？な小瓶がいくつか。手のひらじょうろ、卵形のキャンドル
がかわいらしい。と風情があるけど、外の芝居もある役者さんは寒くて大変。
お話。女の子（柳澤）は「樽男」の噂にはてな。醒めた顔の主（山中）をよそに
どうかしらと興味津々。庭の垣根が文字風に刈り込まれたりと謎発生。はたまた
無自覚にずうずうしい旅人（櫻井）がきたり、「計画中止」を訪問者に告げてと
何者？な間借り人女性（丹保）がいたり、と怪しいあれこれ。もう一人の間借り人
女性（中村）。どうも信じやすい彼女は、種（めぼうき＝バジルの）を「樽男」と
教えられ、また魔除け用と（にんにくにあらず）「タマネギ」を得意げに見せびら
かしたり。とても幸せな人状態で。
なぞめき、おとぼけ一層。キャラ芝居つよめに、剛柔淡とラインナップ。ブラウン
運動のようにやりとり、行方知らずが楽しい道草おつきあい気分ねこ。ことも
起こらない、放り放しの楽天世界が居心地よくて◎。
役者。中村君、いよいよ本領発揮か？。おとぼけな幸せそうな表情と仕草のすっと
こどっこいぶりに微笑みねこ。
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