ダムタイプ dumb type「Voyage」
＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場大ホール（2002/8/30-9/1 4ステージ）
http://www.saf.or.jp/
全指定 前売り当日とも Ｓ席5500円 Ａ席5000円 Ｂ席4500円
＠大阪シアター・ドラマシティ 9/6-7
クリエイション：dumb type
池田亮司、尾﨑 聡、大脇理智、川口隆夫、砂山典子、高谷史郎、高谷桜子、
田中真由美、泊 博雅、平井優子、藤本隆行、藤原マンナ、前田英一、薮内美佐子
2002/8/31(土)晴 7:13-8:13PM(60) 1F前方より 客席ほぼ満員(770人)
客層：比較的若い、美大の学生かＯＢ風男女。か演劇、ダンスのコアなファン
客入れ：折り込みパンフなし。物販。パンフ(A5版 23ページ 900円) トゥルーズ
振付センターにおけるダムタイプのレジデンス公演 寄稿、今プログラム舞台写真、
過去公演データなど掲載。ほか、ＣＤなど。
2.5年ぶり新作。本年４月仏・トゥールーズ国立劇場初演。
舞台。素舞台に持ち込み式。たっぷりした闇を活かした空間造形が特徴。
構成。オブジェとダンス、だんまり掛け合い、タイプと文字映像、まどろむ人と環境
映像、孤独な人々など、オムニバス・パフォーマンス。
何ものでもない孤高、なにをか語るか不明の孤立。なんか淋しかったですねこ。
カテゴライズできない、パフォーマンスは彼らならでわ。人、オブジェ、映像らの
削ぎ落とされたクールな空間造形。ほけーと美術館でインスタレーションみてる気分。
でも、表現したいなにをか、新しい表現の試みは見て取れなくて、困っちゃった
ねこ。うーん。
主な構成
１溶明。大きな白玉３。明滅するあかりの中、ゆったりとしたふりで踊るダンサー。
２カエルや虫の音。ライトをもってあるく、探検女性２人。ぐるぐるランニング。
小躍り、時々手を組み合わせて、その場回り。違いに何処にいると、だんまり。
ロープを張り渡し、互いを結んだロープを引っ張り合う２人。
３裸電球揺れ。でかい地図をもった男、タイプライタ前に座り、裂いた地図に打ち込み
後方の大スクリーンに投影。Ｎ Ｓ from where wish。海原の映像が被さる。
地図を投げ捨てる、明かりを消して去る。
４縞状の芝に女が横たわっている。さまざま I wish とモノローグ。 後方、風に
木々がゆれる森～雪山の映像。横スクロールすると、女は川面に浮かび、流されて
いるよう。映像は白濁～テキストの氾濫～花弁のアップ＜＞草原に横たわる女。
５女１人。男がきて抱き合う。男１人、男がきて抱き合う。中年男１人、嗚咽している
だれもこない。女１人、泣いている？。背景はブルー一色、男女が抱き合うシルエッ
トが浮かぶ。曲、オーバー・ザ・レインボー。男女がごちゃごちゃに絡まり。背景は
雲わく、青空～白光。求める、拒絶するを、立場を入れ替えながら繰り返し。
６大きな白玉。女１人ダンス。轟音の中、遠くメロディが聞こえる。
７背景、スクロールする航空管制図、中央に自機を示す赤十字。男が長い棒を水平に
抱え上げ、ゆっくりと回る。
［月間一覧］
|