トリのマーク(通称) ふたつの小さな野外劇その１
「ねむりねずみは御主人の膝の上で」
＠三鷹 山本有三記念館テラス(2002/10/19 1ステージ)
http://mitaka.jpn.org/yuzo/index.html
無料公演
台詞・演出：山中正哉 衣装：柳澤明子 衣装製作：丹保あずさ 会場：坂本絢
製作：柳澤明子 主催：(財)三鷹市芸術文化振興財団 三鷹市山本有三記念館
出演：
柳澤明子（ハウスキーピングする人。緑ドレス）
櫻井拓見（新しくきた姉妹、姉の従者。ねずみに挨拶を教えるつもり）
丹保あずさ（新しくきた姉妹・姉。赤ドレス）
出月勝彦（ハウスキーピングする人？。やかましい）
山中正哉（その家をでていく人。小説家）
2002/10/19(土)曇 3:00?-3:28PM(28?) 庭の入口寄り 客席超満員（130人）
客層：20-30歳代最多に老若男女。子供、家族連れちらほら。
客入れ：広いお庭、館のテラス前にベンチ１、パイプ椅子４列(100人)。残りは後ろ
とかから立ち見。後方の庭いっぱいに役者が歩き回る場面では、立ち見も利あり。
いつも通り、開演前終演後でそれぞれパンフ配布。次回公演。11/3-4 野外劇２として
日暮里の二瓶さん家の屋上で新作。物販。なんかあり？、未確認。
今回、大遅刻。観たのは後半のみ。飛行機の機体故障のせい、つうか元々余裕なし
予定を反省。見た分だけの印象レポートねこ。
会場。大正期の洋館。石と煉瓦造りの二階建て、２つ円形ホールを両脇に置いて
こじんまりといい感じ。お庭はとても広々、お屋敷から眺めた先に小さな池一つ。
曇り空とはいえ、10月なのに暑い位の野外公演。ちょっと腕まくりの涼やかさが○。
お話。そのお屋敷をでることになった小説家。その家だけに住むという、ねずみが
いなくなった、と探している。やかましいい奴な友達も探すけどみつからない。
新しく越してくる姉妹・姉は行きたいところ（妹が大はしゃぎしてる二階のバルコニー
とのこと）に入れない。庭をばたばたと姉妹と従者はねずみ探し。見つからない。
ねずみを見つけたら、挨拶を教えると姉・従者。それはどうかなあ。（以上、
後半部みたののと、ＨＰの公演模様より）。山本有三がこの家を米軍に撤収されて
離れる、最後の日がモチーフになっているとか。
広いお庭を歩き回って、キャラ芝居。前回よか遊んでて、微笑みねこ。クール系
（山中）とすっとこどっこい系（柳沢、山中以外）が凸凹と、お馴染みの面白さ。
いったりきたりの道々でのかみあわない会話が愉快。出月さん、無自覚のおとぼけ
ぶりがすてき。精霊な不思議キャラに柳澤さん。憂い顔に新たな魅力。
いままで作品のエピソード、隠しキャラいくつか。前作に連なる世界がお楽しみ。
観覧車が見える街と風景（今回の家に隠れてみえないとか）、変な挨拶をする男、
ねずみ とか。
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