＠王子 王子小劇場(2004/12/23-26 4ステージ)
http://www.en-geki.com/
全自由 前売予約2000円 当日2500円 高校生以下児童1000円（予約／当日とも）
台詞・演出・照明・音響・美術：山中正哉 照明・音響操作：出月勝彦
制作：櫻井拓見＋原田優理子 製作・演出・衣装：柳澤明子
出演：
柳澤明子 ：「ギロンと探偵」の探偵
丹保あずさ ：マダアム、マダアムの分身(騒がしい)
櫻井拓見 ：ラジオ、パンダ（ラジオの分身？）
原田優理子 ：勘違い？で探偵事務所に迷い込んだ、コート姿の謎の人
山中正哉 ：探偵にモリ(モリアーティ)君ということにされている人
2004/12/26(日)晴 5:06-6:03PM(57) 長手方向入口側より 客席満員(70人)
客層：20-30歳代中心に幅広く。おじさん多めなど、いつもよりとりどり。
客入れ：受付〜会場の入場趣向は別途。会場全体使用、ぐるり壁際にパイプ椅子席
、中央装置内にも15席ほど。今回、2階キャットウォークは未使用。
折り込みパンフ。開演前と終演後にいつものB6大の冊子配布。次回公演。7/30-31
＠スズナリ「ザディグ・カメラ」。結構間が空いちゃいますね。物販なし。
久々のシリーズ最新作。なんか演劇フェスに参加。
会場への道。ビル正面で受け付け。「冒険はお好き？」に応えると、会場までの
地図がもらえ。入口までの地図と、会場までの大ざっぱすぎる断面図。
ぐるり、てくてくと街区の裏手、ビルの裏玄関に向かい。山中氏がお出迎え。
指示掲示の通り、「探偵事務所」とあるドアを開けるとまたドアが。といった感じ
で５，６個もドアを開けながら、階段を地下へ。ドアを開けるときはノックする
ものと擦り込まれてるねこは、いちいちしたけど応答無く、やや寂しいところ。
途中、踊り場には、四本のギター、籐いす、フード付コートの女性が現れて、
「おお！」イベントかなとわくわく（それ以上は何もなし）。会場階では派手やか
な電飾付きドア（エレベータ）あり。ボタン指示があったものの、電飾に気後れ
して開けるのを忘れてねこ（一体、中にはなにが？）。で最後の角を曲がると、
通常劇場ロビーが見え。恐る恐る（怖くないけど）、覗くと、やや薄暗い中、
受付机に探偵さんが待機中。プレゼント受け取りとか。
プレゼント受け渡し。ねこ持参のを渡すと、お返しに靴下型袋・キャンディ入りと
「ひみつとくてん」パッケージをもらい（「劇場への道」の探偵さんの実況録音
ＣＤでした）会場内へ。未持参だと、しおりになるのかしら。袋の加減だと、
１／３＝２０人位はもってきたようだけど。
会場。クラフト紙で覆われた「島舞台」と周りの「通路」。間に丸太型のランプ、
ヒイラギの鉢植え、通路の道なりに草状オブジェ。椅子一脚が「島舞台」に向かっ
て置かれ。天井からは布製のランプシェイド２基が吊され。客席は周囲と島舞台の
両脇に設置。
お話。ギロンと探偵 新事務所。続々集まるクリスマスプレゼントに？。訪問男性
をモリアーティ＝モリ君呼ばわりして、そうはみえない対決ムード（モリ君いわれっ
ぱなし。まあ、モリじゃないからいいけど） （探偵が自分でプレゼントを）もって
きてと書いていたでしょと、しょうがないなあとモリ君の指摘にも馬耳東風、
探偵気取り（じゃなくて探偵ですけど）。おまけにプレゼントには罠があるので
開けない、推理するという。中身は、狐！？（それは騙すから？）、熊！？（動物
繋がりなだけ）。こんどは隠し場所を探して、事務所をうろうろ。
おなじみのマダアムも新事務所にやってくるが、様子がおかしい。浮かれ騒ぎ、
ダジャレをいう。もしや分身。可笑しいといえば、現れては正座、ノイズ混じりの
ラジオになる眼鏡の男性もヘンテコ（これも分身がいるらしい）。浮かれた衆の
中、１人静かな子もまた迷い子こみ。魔王使いな神秘なムードをほのかに、駅員の
制服をきた駅員でない人達がいるところを駅と勘違い、そうこうして迷ってしまっ
たらしい。そんな不可思議な人をよそに、探偵はプレゼントの隠し場所を探しては
もとの会場に戻ってしまう体たらくで。
プレゼント開け。モリ君にプレゼントはすぐ開ける物といわれたこともあり？、
５，６人分を終演後、開けてコメント。今回は、クリスマスティー（お茶の専門店
レピシエの。雪だるまのオーナメントは手提げ袋と箱のでカップルになります）、
ケーキ？、水兵フィギュア、子豚オーナメント＋蝋燭、フロッピ、松飾り／ツリー
ミニとか。
冒険とミステリーの面白さ、なんちて。会場までのドアくぐりのプチ冒険趣向○。
未知のドアを開けるドキドキのポイントを押さえ。プレゼント、思わぬＣＤが
嬉しいところ。総員お惚けキャラ（山中さんが１人引き立て役）の中、原田さん
扮するキャラがムーディ。ほのめかす、一角獣化身？な見えない物語ともミステリ
アスで○。彼女と今後の公演展開に期待したいねこ。と思って鱈、来年は寡作志向
らしく、待つ身の首が長くなりそう。
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