＠神楽坂 神楽坂die pratze(2005/8/20-21 3ステージ)
http://www.geocities.jp/azabubu/
ほぼ自由席（絶対安全席、人質席、何でもあり席L1,L2）前売1800円 当日2000円
＠静岡 寿町倉庫 8/6-7 3ステージ
作・演出：うるけん一郎太
制作：笹木良子 照明：鈴木創 音響：笹木良子 映像：笹木祐
チラシ：馬走ＰＯＭ 美術：池ヶ谷馨 音響オペ・映像オペ：笹木良子
照明オペ：鈴木創 装置移動：うるけん一郎太 受付：味の素あーや、馬走ＰＯＭ
出演：
魚人ごろー：明智光秀
ハル美 ：安倍川清明（光秀臣下の占い師）
オマンキージェットシティ[ゴキブリコンビナート]：紅（光秀臣下の忍）
渡辺祐介 ：千利休（自称正義の味方）
くるっぱぴっこ：オリザ（千利休の妻）
うるけん一郎太：織田信長
金田さん(お客）：豊臣秀吉
2005/08/20(土)熱帯夜 7:05-7:59PM(53) 人質席より 客席9割(36人)
客層：20-30歳代中心、お友達連れと単独男子。男性過半数。
客入れ：いつも通り15分前から埋まる客席。座席は４つの島、それぞれに席区分掲示
スクリーン左手から時計回りに「なんでもありLV.2（布団敷き雛壇）」「人質席
(同左)」反対側通常客席に「なんでもありLV.1(雛壇に小道具)」「絶対安全席
(LV.1の後ろも準安全席)」。ぞれぞれの定員は8〜12。布団桟敷の後方は土足禁止。
「絶対安全」以外は芝居に参加できるので、ご安心を。「人質」は声だしなくも、
(前説にあるよう）舞台を立ち歩かされるので、靴など留意方。遅刻すると舞台を
横切る形になるので、注意。
折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ A4 3ページ 挨拶、座席の説明、
スタッフ、役者掲載。次回本公演は来年5,6月 野外ミュージカル＠静岡。
物販。パンフ(A4 6ページ 200円）オールカラー。役者の一言、稽古場、ゲネ
プロ？写真。安価だし、なんにせよファンは買い。Ｔシャツ1500円
カーテンコール1回1分。
久々の東京公演。今回は参加度により席区分。いつものように開演前にうるけん
さんから、お客に稽古つけ。レベル１。鉄砲隊、おー！！、口でばんばんして射撃
練習。レベル２はなんでもありをまず了承してもらい。準備はよいかで、おー！
おー！と延々言う、キョンシーのようにうぉーうぉーと延々と叫ぶ。さらに、ある
程度の人数、その１人は帰れないが…舞台に立ってもらう。人質席。安心しては
いけない、指示に従って舞台にでてもらう。時代劇なんで刀で斬られるリアクション
の練習。
舞台。センターステージ。滑り台、宙乗りの綱、倒壊する壁が常設。段ボールほか
お手製装置を持ち込み式。大砲、馬、着ぐるみ巨人、馬車模型、目玉とかが鈴なり
に下げ二股となった妖剣、巨大爆弾など。
お話。裏切り者・光秀の妖刀五月雨〜壁を切り裂くほどの威力（客席後方の壁が
倒壊）〜に打ち倒された信長（滑り台をスケボー降下して自爆）。
光秀が望むのは「平穏」。大阪城に忍・紅、占い師・安倍川とともに乗り込み、作戦
のための荷物を運びいれる（客に箱をもたせる）。まず、見張りや門番（客を斬る）
を斬り殺してしまう。
その頃、千利休もまた大阪城にやってきていた。門番（客）の横を抜け、警備強化を
秀吉に進言しに城内へ。光秀らは作戦準備を完了、人質（お客）に秀吉になれと
祈祷？（占い？）、選出。秀吉（客）に信長が隠した金塊のありかを尋問（台詞ボー
ドでプロンプして演技させ）。しかし、知らないの一点張り。占いでそれもお見通し！？。
千利休は侵入者・光秀らを発見、正体の手がかりになるものを探す内に、それと知ら
ず起爆装置を奪うこととなる。光秀は人質からや代表者を選ぶことに。自選の女・
オリザの要求で水と氷をもってくる（後ほど、凍ったコップ水をみなに配る）。
光秀の野望「平穏」を得るための隠し財宝は、城と一体になった５つの扉の内に
ある。開けられず悩んでいると、家康の騎馬隊、その数１００騎以上（段ボールの
代表一頭が登場）が現れる。これを大砲（段ボール製）で蹴散らす光秀。
一方、紅の奮闘で一つめは解錠したが、どうにも進まない、肩すかし。おまけに、
起爆装置を奪ったとの（千利休の）書き置きに仰天、必至の探索を始める光秀。
占い師は千利休と遭遇、キョンシー達（お客）を向かわせ追わせるが失敗。キョンシ
ー達は、怒りに駆られた光秀に斬られてしまう。
ついで、光秀は千利休に遭遇、人質と騙って、千利休の鉄砲を奪い殺そうとするが、
悟られて失敗。しかし、鉄砲隊により千利休を蜂の巣に（と思いきや、実は一発も
当たっておらず。）
人質の開放と引換に、お堀の水抜きと逃走路を要求する光秀。まんまと水抜きと共に
金塊が現れる。これでは只の泥棒ではないかと非難する、実は千利休妻・オリザ。
これを無視、金塊を持ち出し、人質を馬車に乗せる光秀（お客を舞台に上げて引き
回す）。先導する忍・紅は占い師から秘薬・安倍川餅をもらい、先導。千利休と
遭遇、ピンチ！と餅を食らった紅は巨大化（客席後ろの段ボール着ぐるみ巨人が
暴れる）するが自滅。
まんまと金塊を持ち出し逃げる、光秀と安倍川。馬車が爆発（模型の馬車で花火
爆発）して高笑いするとこに、千利休。そう簡単には死なないのさ！。安倍川、実は
ろくろっ首（首操り）を打ち破る千利休。自分達が死んだと見せかけるため、馬車を
爆発、人質を犠牲した光秀への怒り沸騰。光秀を打ち破る千利休。
戦いがやっと終わったと安堵もつかの間、殺されたはずの織田信長登場。金庫の鍵を
無くし、かわり光秀に開けさせる計略を企てたという。悪の元凶・織田信長は、
千利休の妻を殺し、高笑い。城を秀吉もろとも爆破、千利休を斬り殺そうとするが
なぜか刃が立たず。お前には茶道を究めた私を斬れないと千利休。信長返り討ち
（宙乗りで体当たりだっけ？）。千利休は後の世を親友でもある秀吉に託し、爆弾
もろとも城を抜け、大爆発。エピローグ、（上下の張りぼてをつけられたお客）秀吉が
くるくると回り舞台。
舞台に上がったり、台詞があったりと参加型、手作りのローテク仕掛け満載、
熱血マンガしてる時代劇 とらしさ満載。なんだかわからないけど、憑かれたように
猪突猛進、大まじめも脱力場面を散りばめた、前のめりの楽しさ◎。なんだか愛情を
感じちゃうねこ。
役者。渡辺さん。ますますの渾身の演技ぶりがラブリー。
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