＠日比谷 帝国劇場(2005/7/4-8/26 76ステージ)
全指定 S席12500円 A席8000円 B席4000円
脚本・作詞：Michael Kunze 作曲：Sylvester Levay 演出・訳詞：小池修一郎
音楽監督：甲斐正人 美術：堀尾幸男 照明：勝柴次朗 衣裳：有村淳
歌唱指導：楊淑美、山口正義 振付：前田清実 音響：大坪正仁
ヘアー・メイク：宮内宏明 舞台監督：廣田進 演出助手：小川美也子、末永陽一
オーケストラ：東宝ミュージック（株）（株）ダット・ミュージック
指揮：塩田明弘、西野淳 翻訳協力：萬代倫子
プロダクション・コーディネーター：小熊節子 製作：岡本義次、坂本義和
出演：
井上芳雄（中川晃教） ：ヴォルフガング・モーツァルト
木村佳乃（西田ひかる） ：コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
高橋由美子 ：ナンネール(モーツァルトの姉)
香寿たつき（久世星佳） ：ヴァルトシュテッテン男爵夫人
山口祐一郎 ：コロレド大司教
市村正親 ：レオポルト(モーツァルトの父)
阿知波悟美 ：セシリア(コンスタンツェの母)
花王おさむ ：アルコ伯爵(コロレドの部下)
吉野圭吾 ：シカネーダー(劇場支配人)
伊藤渚（子役） ：アマデ
ほか
2005/08/22(月)晴｜雨 1:01-4:26PM(86/休30/83）2F後方 客席超満員(1980?人)
客層：ほぼ全員女性、20才代中心。家族連れ、カップルちらほら。
客入れ：当日券不明。２Ｆ立ち見２０弱あり。いつものように2F男子トイレは女子用、
係員の整列誘導あり。休憩中、もっさりした宝塚男優声アナウンスに！？。
物販。パンフA4 1600円 Tシャツ2500円ほか。
カーテンコール3回9分。2回通常、オケ演奏（お客拍手付で和やかに）後、はしゃぐ
２人で挨拶。アマデ役、伊藤渚君の帝劇千秋楽あいさつあり。結構1Fはスタオベ。
本邦初演とほぼ同じキャストにて再演。会場は熱心な井上、また東宝ミュージカル
ファンでいっぱい。
舞台。黒地の床に客席側を頭にした楽譜一面。両袖に階段をおいた、中空の箱が
三つ前後にスライド。中から階段、別途など出し入れ、箱の配置換えとも装置組立。
後方に大小、三つの窓。背景となる映像を窓越しにみせ。外側を門型の自照式パネル
が2重に囲み。シンプルだけど、安っぽくはなく、初演から改善。
お話。天才とは神童・子供な面を抱えていると、モーツアルトをファザコン男子と
見えざる楽聖な男子の双子に設定。有為転変な人生を、揺るぎない天才性を重ね合わ
せて活写する。
照明、アトラクションとか演出より派手。装置転換もスピーディに、天衣無縫に
物語る。お見事。安心しごく、心地よさのあまり、ちと眠くなったりするねこ。
メロディアスな楽曲、できる歌手を活かした粒ぞろいの歌唱は、いわずもがな。
山口さんの笑顔で悪意とか、ヒキョウ演技もまた面白し。ただ、井上・木村デュオが
思いがけず響かない印象あり、うーん！？。
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