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 椿組07年夏・花園神社野外劇「花火、舞い散る」

 @新宿三丁目 新宿花園神社境内特設ステージ(2007/7/13-22 10ステージ)
 指定席 前売4500円 (毎ステージ限定50席・椿組のみ)
 自由席 前売4000円 当日4300円(整理番号付)

 脚本・演出:田村孝裕[ONEOR8]
 照明:沖野隆一 美術:加藤ちか 音響:青蔭佳代 衣装:小原敏博
 振付け:伊藤多恵 殺陣:山田一善 舞台監督:吉木均
 宣伝美術:黒田征太郎、長友啓典+K2 プロデュース:椿組、外波山文明
 出演:下記

 2007/7/16(月祝)曇 7:00-9:16PM(2'14) 下手前方 客席9割(250?人)
 客層:大人よりに老若男女、幅広く。男女半々。
 客入れ:番号を書いた盾看板前に集合、誘導は声かけのみ。開場時は100人弱と
 少人数。前3列がベンチ指定席、後方10段同自由席。座布団が厚めで比較的楽。
 物販。開場時から売り子が出。台本800円 Tシャツ2500円 ポスター1000円 
 過去公演DVD2000円 麻婆饅頭 2個500円。ビール350円ほかドリンク。
 カーテンコール1回2分。

 初夏の恒例・野外芝居。久々に観たねこ。

 舞台。平屋の花火工場、工場と事務所のある敷地。
 お話。名だたる花火師一家。父に認められない長男の苦悩、彼と跡継ぎを期待される
 有能な姉の葛藤を中心に描く人間ドラマ。
 
 端役に至るまで、しっかりと丁寧に描いて魅力的。ままならない、叶わない思いを
 抱えて生きる人々の立ち止まらない生き様を活写。ポイント登場になりがちの外波山
 さんもがっつり物語に取り込まれ。シリアスなドラマも重くならず、むしろ軽やかに
 描いて、爽やかな笑いと涙を誘い。花火打ち上げはどうするよと思うも、地上にいて
 みる光のさまをなるほど再現。地味も巧し。

・前園煙火
 井之上隆志:野田
 モロ師岡 :八重樫
 田渕正博 :山本
 犬飼淳治 :英太 [扉座]
 野本光一郎:潔  [ONEOR8]
 西條義将 :甲斐 [モダンスイマーズ]
 星野園美 :リンコ(甲斐の妻)

・前園家
 外波山文明:前園(父)
 一柳みる :前園史子(母)[昴]
 麻乃佳世 :博美(長女)
 恒松敦巳 :末吉(長女夫)
 高橋麻理 :結女(次女) [扉座]
 大関真  :陽一(長男) [SET]
 和田ひろこ:葵(長男嫁) [ONEOR8]
 長嶺安奈 :千晶(三女)

・従事業者
 木下藤次郎:平岩(父)
 宮本翔太 :平岩竜彦(兄)
 内田もも香:平岩明菜(妹)
 林英次  :阿部
 根本大介 :ピー助 [鳥人間コンテスト]
 岡村多加江:遠藤

・栗原花火工業
 井上カオリ:栗原
 和泉歩  :真美(栗原の妹)

・近所の親子
 中原三千代:山田 [扉座]
 平塚真介 :山田太郎

・結女の同級生
 伊藤新  :浅見 [ダミアン]

・取材者
 李峰仙  :雑誌記者ひとみ
 鳥越勇作 :カメラマン大久保

・カップル
 伊藤俊輔:新平
 浜野まどか:さくら

 普天間直人、小松西明人、横山仁美

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