＠六本木 Super Deluxe（2008/3/5-18 21ステージ）
http://www.super-deluxe.com/
全自由(整理番号付) 前売3500円 当日4000円 学生前売3000円
セット券（フリータイム+特別イベント3/11）5800円
・トークゲスト10s東浩紀、12s大谷能生、佐々木敦、13s飴屋法水
・11s d.v.d、サンガツライブ
＠北九州芸術劇場 小劇場 4/4-5 2ステージ
作・演出：岡田利規 舞台美術：トラフ建築設計事務所（鈴野浩一、禿真哉）
音楽：小泉篤宏（サンガツ） 照明：大平智己 音響：牛川紀政
舞台監督：鈴木康郎 制作：中西茜、但馬美菜子（プリコグ）
主催：チェルフィッチュ
国際共同制作：KUNSTENFESTIVALDESARTS08 Wiener Festwochen Festival D'Automne
企画・制作：precog
出演：
山縣太一、山崎ルキノ、下西啓正、足立智充、安藤真理、伊東沙保
2008/3/15(土)晴 2:36-3:59PM(42/休15/26) 奥側後列 客席超満員(160?人)
客層：20-30才代中心に幅広く、中年男性、夫婦連れ？ちらほら。
客入れ：開場は開演定時1時間前から。当日券と前売30番に別れ、入口階段に列を
つくり。ほかは戸外待機。20分ほど、戸外に係員不在で不明状態が続き。開演40分前
整理番号100番まで入場。対面スタジアム客席 桟敷2、ベンチ1、椅子1、ベンチ1の
5列。ベンチはクッションなし。奧側は壁にもたれることでき。後ろが見やすいと
誘導あり。全体が見渡せる場所が○。30分前で空席は桟敷のみ。折り込みチラシ1cm。
折り込みパンフなし。物販。パンフ B5 49ページ 1000円。読み物結構あり。
ポスター2000円限定50枚。ドリンク多種あり。カーテンコール1回。
六本木の老舗クラブでの上演。ライブやトークショーなどイベントあり。
舞台。柱がなく開けたコンクリート会場の中央床。波間に沈むファミレス装置。
上端部のみ見せるテーブルと椅子。役者は立ったり、寝そべったり、「きちんと
座る」ことはなし。
お話。朝のファミレス。出勤前の貴重時間を過ごす常連女性や、飲み屋帰りの
男性達、彼らにつかの間思いを巡らす店員。それぞれの言動、憶測と妄想が立ち
現れる。
自由な演出が楽しい、慎ましい自由が切ないねこ。美術演出がわかりやすい面白さ。
腰を落ちつける場所ではないファミレスを半抽象する波間美術。アイデア○。
だらだらした会話とくねる身体の様式もさもあり。浮いた状況に足かせ装置を投入、
自由の中の不自由を即物的に現し。なるほど、ぽきん金太郎。一役多人数、現実と
虚構のシームレスな転換のお家芸はシンプルにしてわかりやすくなり。すっきりと
過激に自由してて○。
出勤前の30分、時折の永遠の訪れ。自由な日本で不自由に、小さな自由を愛しむ
私たち。とりわけ、若い女性のありさまを切々と描いて、しみじみ沁みるねこ。
[月間一覧］