＠三軒茶屋 シアタートラム(2008/3/6-16 13ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般5000円 プレビュー公演4000円 学生割引3500円
作・演出：川村毅 美術：島次郎 照明：小笠原純 音響：原島正治
衣裳：伊藤かよみ 演出助手：小松主税 舞台監督：村田明
宣伝写真：須藤秀之 宣伝美術：match and company
制作：平井佳子、ティーファクトリー 日本芸術文化振興会 舞台芸術振興事業
東京芸術見本市2008参加公演
出演：
手塚とおる：市
根岸季衣 ：百年の沈黙
笠木誠 ：用心棒
伊澤勉 ：花のノートルダム、サザナギ
市川梢 ：飛べないコノハズク、アーチャ
岡田めぐみ：エーゲ海のクリオネ、マーチャ
中村崇 ：アンチ・オイディプス、少年
伊藤克[東京演劇アンサンブル]：三丁目の夕日の田中洋造、老人
川村毅 ：正義の味方
声の出演
ルー大柴 ：国仲誠一郎
飯尾和樹[ずん] ：八海
小林勝也[文学座]：年配の男
2008/3/15(土)晴 6:06-8:03PM(46/休11/60)中段上手 客席3割(70人)
客層：20才代女性と中年男性中心。
客入れ：A列撤去10列。後方とサイドがまるっきり空席、制作がなんかミス？。
休憩の時はその旨アナウンスほしいところ。折り込みチラシ1cm。折り込みパンフ
B5 4ページ。配役、スタッフ、役者プロフィール、予定。次回公演。5/1-4 毛皮の
マリー＠シアタートラム 6/28-7/6 路上２＠SPACE雑遊 物販。ポスター500円
公演写真集予約。 カーテンコール1回
05年「クリオネ」06年「フクロウの賭け」闇を描く、三部作<神なき国の夜>最終章
タイトルは嘘泣き、転じて偽りの西洋常套句とか
舞台。カウンターと椅子、マイクのＤＪ部屋が広い舞台の中央にぽつねん。わきに
用心棒役が椅子で座り。シンプルしごく。
お話。ラジオ深夜番組。自殺マニア、放火犯、反社会的な懲役囚ら、過激な匿名
視聴者達が電話を掛けてくる。ドライに飄々と、時折辛らつに、受け流すＤＪ。
やがて、彼を神と持ち上げ、また憎むものが現れて。
２ちゃんねるな世界で真実と嘘の危うい境界を描く。荒くれと詩情が同居した台詞、
濃い闇を活かす光と色彩。ストレートでいて、屈託した心情。くせものぶり、川村節
が楽しいねこ。リズミカルな台詞回しの手塚さん、根岸さんが心地よく、かっこよし。
鉄砲玉のアナーキストに川村氏。ジャージスーツにスリッパ、皮のロングコートで
乱入、嵐のように去り。どれだけやんちゃよと笑うねこ。
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