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 転球劇場「猪瀬薫子〜ラストデイズ・ラストライス〜」

 @下北沢 「劇」小劇場(2008/4/23-27 8ステージ)
 http://www.honda-geki.com/aaa/gekisyo2.html
 全指定 前売・当日共3800円
  @大阪 新・ABCホール 5/2-5 5ステージ

 構成・演出:転球劇場、山内圭哉[piper]
 舞台監督:鈴木康郎+鴉屋 演出助手:薛宏美 照明:柿嵜清和
 音響:吉田望(オレンジコヨーテ) 宣伝美術:東學(188) 宣伝写真:谷敦志
 プロデューサー:仲良平、加藤ともみ
 主催・製作:鰍謔オもとクリエイティブ・エージェンシー
 出演:
 高木稟  :いっちゃん
 橋田雄一郎:シュンスケ
 福田転球 :さささん
 ?    :女

 2008/4/26(土)小雨 2:06-3:41PM(1'34)最前列上手 客席超満員(100人)
 客層:20-30歳代中心、女性7割。友達連れ多目。
 客入れ:前後が狭い座布団2枚ベンチ2、背もたれ付ベンチ5列。けっこうぎゅう
 ぎゅう。当日券客?8名ほどは2階席へ案内。軽くふざけたアナウンスあり。折り込み
 チラシそれなり。パンフなし。物販。Tシャツ2000円 パンフ700円。内容不明。
 カーテンコール2回1分。

 解散宣言から1.5年、早くも復活公演。なんにせようれしいところ。
 舞台。上手に堀立小屋、下手のトタン壁に貸ボートなどペンキ書き。トタン屋根と
 ブルーシート、なぜか「関東煮」の吊り看板。土台は砂で固めて、海辺と知られ。

 お話。サラリーマン、人捜しに季節はずれの島浜辺。海の家とは思えぬ出店の調子
 外れの青年、そのダイナマイトな頭緑の友人と出会い。遊ばれながらも愛のカウン
 セリング、想定シミュレーション。やがて明らかとなる、サラリーマンの痛い性行、
 悲惨な運命。
 
 パンク転球劇場。山内さんテイストが全編、なるほどポキン金太郎。勢いを増すバカ
 とショール、いつになく流血沙汰(笑 前方席だとビビリ入り)、毒噴出。前半、くど
 すぎるほどにキャラ芝居。捕らえどころなさ過ぎに脱力の高木さん、異次元テン
 ション芝居の福田さん。まっとう顔に徹する橋田さんがお約束にいじられまくり、
 苦笑を誘い。後半の逆転、シニアスシニカル展開に活き(過ぎ?)。ジェットコース
 ターな緩急付けが楽しいねこ。

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