＠吉祥寺 吉祥寺シアター(2008/5/21-25 6ステージ)
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
全指定 前売3000円、当日3500円
振鋳・演出・美術：村松卓矢 監修・総監督：麿赤兒
舞台監督：鈴木康郎 照明：森規幸(balance,inc.DESIGN) 音響：関克郎
宣伝写真：松田純一 宣伝美術：木村秀次郎 音楽提供：築山建一郎
衣裳：今井敦子 制作：山本良 プロデューサー：新船洋子
主催：キャメルアーツ㈱ 協力：㈱アイネット 制作協力：大駱駝艦
鋳態：
村松卓矢、向雲太郎、田村一行、松田篤史、塩谷智司、奥山ばらば
渡邉達也、湯山大一郎、若羽幸平、仲林勝司、橋本まつり、市本雅上
2008/5/23(金)晴 7:35-9:05PM(1'27) 前方上手 客席ほぼ満席(170人)
客層：20-30才代中心、自由業多め？。女性7割。
客入れ：当日券あり。ひな壇で見やすい劇場、床の場面が多くても安心。
座席誘導、積極的。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。アート
系写真でーん。物販。劇団Ｔシャツ、手ぬぐい。カーテンコール4回3分。
暗黒舞踏・大駱駝艦の最古参、塾長を勤める村松卓矢作品。
舞台。舞台中程に天上高さの赤い山形格子、ジャングルジムのたぐいの遊具ぽく。
大小の箱が手前。格子の後ろにも演技スペースあり。
構成。3人男がキャッチボールする中、男達は格子に登り「顔」造り。天然男は箱で
かくれんぼ。少女服の白塗り坊主は小悪魔な目線。天然男は漂い、他の男どもは
真顔でおむつをかぶり、舞う。やがて、天然男はなんかあがめられ、（ペイントで）
彩られる。
精悍弛緩の美味しいコンビネーション。暇をもてあましている風の神々？、無為な
天然男、小悪魔な少女（以上ねこ印象）が触発する、謎の関係性に興味津々。
笑いも随所性差も立場も超えて、白塗り坊主が無鉄砲。おむつかぶるかと思いきや、
逆さづり。いずれも真顔で一貫、鍛えられた身体表現できりっと美しく締め。
よくはわからずも、あれこれと楽しめたねこ。
構成メモ
・箱がどすんどすんと動き。後方で白塗り坊主が三角ベース遊び。箱から
白塗り坊主達、格子に登り、身体で「顔」をつくり、うごめく。
・3人がちょこまかと探る。周囲は坊主どもがユニゾンで群舞。3人でゲーム、
1人がいかさま？。
・箱の中には天然ぼけっぽい男が隠れ、顔出して笑う。箱から出たり入ったり、
じたばた。3人をからかうかのように。
・ピンクの少女服を着た白塗り坊主 登場。春の祭典に乗り、格子を上下左右、
悪戯に舞う。少女坊主と天然男が接触。少女、ボールと戯れる。
・総員、横に四つんばい。ユニゾンの動き。天然男は登って泣いてる風。唄う、
また泣く。優雅に空をある言える風に、総員歩行。おむつを頭にかぶる。直立で
震える。少女坊主・蜘蛛の網のようなメッシュをまとって、上方から眺めている。
格子に逆さづりとなる。
・群舞の中、天然男は舞台前方で光のうず中に立つ。3人の坊主にボディペイントを
施される。そんな彼をあがめる群衆。天から高笑いが聞こえ、格子の向こうでは
3人が三角ベース？
シーンタイトル
騒霊、中空の顔面、そして脱走
現金に手を出せ
ああ、誘惑のロリータ
老若大作戦
コントンの秘儀
何ものぞ
ソンナ時コソ！
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