＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2012/7/5-8 5ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 S席 4500円当日5000円 A席3000円当日3500円 友の会会員割引 S席4300円
せたがやアーツカード会員割引 S席4400円
振鋳・演出・鋳態：麿 赤兒
写真・題字：荒木経惟 図匠：祖父江 慎 音楽：土井啓輔、ジェフ・ミルズ
衣裳：堂本教子 美術：安部田保彦 舞台監督：中原和彦
照明：森規幸(balance,inc. DESIGN) 音響：関克郎 制作：山本良
プロデューサー：新船洋子 主催：キャメルアーツ株式会社
提携：公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区
鋳態：
村松卓矢、向 雲太郎、 田村一行、 松田篤史、塩谷智司、奥山ばらば、
湯山大一郎、 若羽幸平、橋本まつり、小田直哉、 小林優太、
我妻恵美子、高桑晶子、鉾久奈緒美、藤本梓、
真鍋淳子、梁鐘誉、伊藤梨紗、岡本彩、西森由美子、三田夕香
2012/7/8(日)晴 3:05-4:48PM(1'37)1F前方下手 客席ほぼ満員(500?人)
客層：大人中心に幅広く、男女半々。
客入れ：1F F列最前列。立見15人ほど。折り込みチラシそれなり。パンフ シーン
タイトル 1枚。物販。パンフ 1000円 ポスター500円ほか。カーテンコール演出込み
4回6分。
久々にみるねこ。
舞台。床一面に蜘蛛の巣状ロープ。上手に満開のひまわり。
構成。死と再生。
・残骸に横たわる人々。後方で白毛の麿が見ている。幾何学的な枠組みをもって
立ち歩行、麻痺。男４、便座、ワニ、タマゴらをもっててんでに動く。
網に囚われ、なで回される。枠組みを吊って乗る。体に斑点の者達と男４は
溶け合う。
・赤い女が来る。彼女に触るものは言葉を発する。覚醒したのか起立、身もだえる。
無音で口をあけて絶叫顔。暗がりにスポット、円周上の幾何学枠、それぞれに男女。
・ダンサブルに歩行。ブランデーグラスをもったギャルソン達が給仕。赤い女が
グラスを飲み干す。麿登場、白毛、白装束でおどおど。赤の女と出会い、発話、
交尾する。麿、服をたくし上げて頭に被せる。赤い女は新体操のリボンダンスで
アプローチする。麿にリボンを巻き付ける。
・幾何学枠をトンネル状に列べる。麿、続いて赤い女がくぐる。赤い女のリボンで
麿は打擲される。
・赤い女をセンターに取り囲み、女達のユニゾンダンス。気を送っているのか。
男達はペアになり、赤い女はこれを打ち倒す？。
・赤い女は後方からみている。女達は網に囚われ、男達は鳥のように歩く。逆に
男達が網に囚われる。女達は赤い女の元に群がり、喰らう？。
・女達。ふるさと♪を合唱。男４は便座らを掲げてテクノのでリズミカルに舞う。
男達はキツネ手、また鼻をつまむ。麿は眺めている。網が吊られて、テント状に
なる。
・銀髪の麿、ソロダンス。ロール、歩行、仰ぐような仕草。網が落下し、麿は1人
何か語りかけている。
・舞いながら演出されたカーテンコール。
麿様のオーラがいつもながら半端ない。存在感たっぷりと、ソロパートも交えて
たっぷり堪能するねこ。不思議なさま、悲しみら叙情表現の内に愛嬌があって、
素敵。赤い女との絡みも微笑ましく。死から復活と再生、出会いと変化を男女の
プリミティブな逢瀬に描く、かな。白塗りダンサーと、網やオブジェら幾何学
アイテムの取り合わせが美しく、面白いねこ。
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