２階が会場。
＠神田神保町 ショップ＆ギャラリーとカフェ AMULET(2008/11/14-15 2ステージ)
http://www.mecha.co.jp/amulet/index.html
前売・予約2500円
台詞・演出・音響：山中正哉 衣装・製作：柳澤明子 会場：田中真実ほか
主催：トリのマーク（通称）
共催：リトルエキスポ運営実行室 http://ameblo.jp/littleexpo/
出演：
柳澤明子 ：自称以下星人ほか・熊の装いの郵便配達人
原田優理子：強弁の女性 「彼」のことを知るらしい
山中正哉 ：↑から手紙の解読を命じられる男性
2008/11/15(土)小雨 7:35-8:12PM(37)壁際桟敷 客席ほぼ満員(26？人)
客層：20-30歳代常連客中心、女性過半数。
客入れ：雑貨屋店頭で着た順に列少々。細長いギャラリーの一端に椅子席4×4列。
千鳥にしてほしかったねこ、狭いから無理？。演技スペースの壁際に座布団10ほど。
ちと狭目。 折込チラシ数名。手帳サイズの冊子とイラストパンフをいつもの終演後
でなく、開演前に配布。カーテンコールなし。
場所から始まる演劇、久々の劇場外＋物語公演。ロシアの都市・ノヴォゴロドの名を
冠した今回は、神保町路地裏の落ち着いたカフェ＆ギャラリーにて。
場所。雑貨屋さんの2階、細長空間のギャラリー。いくつかの傘付き裸電球下、
白漆喰壁に大小の不思議ペインティング。コンポジションに仕切られたガラス窓。
スカート柄？のデッサンとリンゴ形の吊りもの。窓下にシングルベッド、下手壁際に
木造のテーブルと椅子。
お話。ベットには寝てる女性。熊頭がかわいい着ぐるみ系コス女性がヒコヒコと
やってくる。以下星人です、なんでも水準以下にしてしまう。巻紙の「手紙」を渡す
が、読んではいけない、さらに自分は配達人ではない、と何を言うかなお惚け。
手紙にはなにも書かれていない、しかし傷のような文字があると、知人らしい男性に
女性は告げ、翻訳を命じ。何で私が？顔の男性は、そんなことより通りの向こう、
囲いの中に何ができるかが気になる様子。配達人ではない配達員は、義理シアじん、
イジプト人と嘯きながら、続々と手紙をもってくる。馬を遅れなど、急かす文面。
男女2人は眠り続けている「彼」のこと、囲いの中の話をする。2人は確かめにでて
いくことに。去った後には、手紙だけが残されて…。
不思議キャラと断片だけのミステリアスな物語、日常の非日常な空間公演のトリは
久々ねこ。柳澤さんの天の邪鬼キャラ芸は一層。愛想笑いするところを憎々しげな
表情仕草をするサービス業ぶりがヘンテコで愉快。ばっさりと男子40％な原田さん。
2人に挟まれて、振り回され、ないクールな山中さん。くすり笑いを誘う、やりとり
が楽しいところ。
夢か現が判然としない、ここではない場所に誘う異空間はしかりと。「彼」を含めて
誰かの夢世界かしらんとか、あれこれ思い巡らすもパズルのピース足らず、謎が謎の
ままに面白いねこ。
２階が会場。
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