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 東京デスロック CONTEMPORARY SERIES #1「ロミオとジュリエット 韓国ver.」

 @埼玉鶴瀬 キラリ☆ふじみ マルチホール(2009/10/24-28 4ステージ)
 データは日本ver.参照

 出演:
 キム・ユリ   :HUMAN1
 カン・チョンイム:HUMAN2
 イ・ユンジェ  :HUMAN3
 クォン・テッキ :HUMAN4
 キム・ソンイル :HUMAN5
 オ・ミンジョン :HUMAN6
 イ・クノ    :HUMAN7
 パク・キョンチャン:HUMAN8
 佐山和泉    :HUMAN9
 チェ・ソヨン  :HUMAN10

 2009/10/25(日)曇 2:31-4:26PM(2'01)最前列より 客席9割(75人)
 客層:20-30才代中心、男女半々。
 客入れ:開演定時20分前開場。定時より若い男女によるハングルと通訳での諸注意。
 ひな壇に椅子席4列。折り込みチラシそれなり、ビニール袋、鉛筆付き。パンフ。
 日本版と共通。物販なし。カーテンコール2回1分。

 昨年韓国に1ヶ月滞在、現地役者達と創り上げた「ロミオとジュリエット」の上演。
 舞台。白い四角いマットはレスリング場めき。周囲に鮮やかな朱のマットをぐるり。
 構成。
 ・数を増すにつれ、まとまりあるいは敵対する関係性パフォーマンス〜そのまま原作
  の対立する家通しの対決場面へ移行。
 ・ロミオな男性は振り返りつつ、戻りはしない。尾崎豊音楽、バイクに乗ってる風
  ロミオ。
 ・多人数と1人ら、俳優を入れ替えたり、同時多発したりしながら、原作の会話と
  モノローグ。ジュリエットの孤立をくっきり。悲嘆をライブ乗りの絶唱に転換。
 ・恋人と周囲の惨劇。じゃんけんで物語るも決め。手探りであるく〜周囲を駆け回る
  探り合い、倒れ、中から男女が見つめ合う。2組で対決のポーズ、程なくほどけて
  去る。

 原作にがぶり付き、とっても忠実。といっても新劇な会話劇の訳もなく。原作のテキ
 ストはそのまま片手に、様々な演出で物語に飛び込み。それぞれが有機的に結びつき
 ライブ感を持って肉迫。機動力と情熱をもった役者を得て、よくでかしゃったな作品
 となり。演劇とか人間とか、もろもろの愛に溢れてて、嬉しい心持ちねこ。

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