＠阿佐ヶ谷 ザムザ阿佐谷(2009/12/29-2010/1/17 20ステージ)
http://www.laputa-jp.com/zamza/main/index.html
全指定 一般4500円、学生3000円
作：ニール・ラビュート 訳：広田敦郎 演出：千葉哲也 装置：石原 敬
照明：笠原俊幸 衣裳：原まさみ 音響：藤平美保子
ヘア＆メイクアップ：鎌田直樹 舞台監督：白石英輔、村田 明
主催：TPTシアタープロジェクト・東京
平成21年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
出演：
奥山 滋樹(藤沢大悟） ：グレッグ
河合 杏奈（高畑こと美）：ステッフ(グレッグ恋人。容姿発言で激昂)
山田 ジルソン：ケント(グレッグ職場同僚)
濱崎 茜：カーリー(ケント恋人)
2010/1/3(日)晴 2:07-4:07PM(1'59)中段中央 客席4割(40人)
客層：大人よりに老若男女幅広く、男女半々。
客入れ：ひな壇に劇団ウレタンマットのベンチシート。適度な堅さ厚さで○。
折り込みチラシ、数枚。パンフなし。物販。パンフ B5縦半分 18ページ。対談中心に
文章たっぷり。 カーテンコール2回1分。
2008年オフ・ブロードウェイ初演、翌年ブロード・ウェイ進出。トニー賞にノミネー
トされた作品とか。
舞台。フェンスが中程、イントレで組んだ上階からの階段がみえ。下手手前から中央
に通路と小階段。上手、フェンス際にベンチ、下手に椅子。壁に鏡。
お話。同じ工場で働く、既婚未婚の男女2組。恋人の顔立ちにコメントしたところ、
並外れた怒りを買ってしまう。偏執狂なまでのこだわりは飛び火して、2組の友情
にも亀裂が入ってしまい…。
パンクな芝居かと思いきや、正統派。スラングや汚い言葉が飛び交うが、心は純真。
愛すること、生きることに悩み、傷つきながら真っ直ぐに立ち向かう、青春残酷
会話劇。「RENT」等と同様、真摯なアメリカの若者群像。取り分けてモノローグが
心に沁みる一編。翻訳は活きのいい自然体、演出も伸び伸びと若手を演じさせて、
好感を抱くねこ。
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