＠成城学園前 成城ホール（2010/2/15-17 3ステージ）
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円
出演：立川談春
主催：成城ホール、TBSラジオ 企画制作：オフィスフラジール、
サンライズプロモーション東京
2010/2/17(水)曇 7:32-9:27PM(内訳下記)前方中央 客席ほぼ満員(260人)
客層：20才代後半～中年層中心の大人客席。男性過半数。
客入れ：舞台が近く、ひな壇で見易い劇場。落語会には珍しく、開演中は照明を
落とし。折り込みチラシ数枚、パンフなし、物販なし。
月例ネタおろし会第二弾。前座を置かず、即始まり。
「火事息子」31分＋枕11分
枕。落語家の話。客席を暗くして語る訳。目が怖いとか。前回に続き、志ん朝と談志
が高座に上がったときの逸話。志ん朝が火事息子をやることになっていた。これに
談志、さげはいいがもう一つドラマがないとぽつり。楽屋は凍り付いたが、志ん朝も
同意して和やかに話していたとか。予備知識として、大名火消しと町火消しの話。
お話。破天荒な息子は火消しとなり、親に勘当される。とある火事の夜、全身刺青を
いれた息子は実家の危機を救い、番頭の機転で親に再会するという話。
リアルな人物造形、心理描写で写実に描き。人物の剛柔対比やら鮮やかでいい。足り
ないドラマを心地良い運びで聞かせてくれ。
仲入り15分
「三軒長屋」58分
枕。舞台は貧乏長屋ではない、2階もある立派なもの。何故三軒繋がりなのかはわか
らない。
お話。質屋のお妾さんを挟んで、両隣は騒々しい。喧嘩早い鳶の親方と鉄火なおかみ
さん。それと剣術の道場。これで騒動が起きないわけがない。
てんやわんやのコメディを、いい案配のテンポと間で快調語り。悪戯でやんちゃな
やり取りを活き活きと描いて◎。かなり長い噺も引き込まれて観るねこ。
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