＠成城学園前 成城ホール(2010/3/15-17 3ステージ)
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円 当日？円
立川談春 野ざらし(トーク17分/枕5分/ 本編17分)
仲入り14分
立川談春 猫定 (枕4分/本編48分)
2010/3/17(水)晴 7:31-9:17PM(41/休14/52)前方上手 客席ほぼ満員(290人)
客層：中年層最多の大人客席、男性過半数。
客入れ：当日券19:00～ 2枚と掲示あり。折り込みチラシ少々、パンフ無し。休憩
時間にアルコールとコーヒーなど販売。物販なし。後半終了後、緞帳が上がったので
ダブルコール？と思ったら、弟子の操作ミスとか言い訳に笑い。
ネタ下ろし月例企画。今回も前座なしで噺が早く始まり。
「野ざらし」
枕。空元気。人生の内の三日、その一日だけど嬉しい。人生のテーマは思いで作りと
爺くさい。大ホール公演もそのため。歌舞伎座が大変。一流の顔で怖くないといって
くれるが、他では大丈夫だったのに、舞台に立つと緊張する。鶴瓶もそうだったとか
出来ると思う傲慢さが、歌舞伎座の神様に否定されたのかも。ついで、落語家の噺。
神に愛された談志のエピソード。
お話。しゃれこうべを釣った男の元に美女の幽霊がやってきたと聞き、我もと釣り道具
をもって向島へ。釣り客の中で一人盛り上がり、大迷惑。
スピード感が心地良い、飛ばす語りの魅力満点。バカ芝居が楽しいねこ。
「猫定」
枕。犬が好き。猫はまるでなついてくれない。
お話。全くの怪談、人(猫)情噺でもあり。助けた猫の鳴き声しだいで博打で
大もうけ。これが悪い評判を呼んで、身を潜めている間に性悪の女房が浮気、ついで
夫殺しを画策。やられた主人の敵討ちを猫がするという件。
カチッと語る、奇妙な怪談噺。愛憎ドロドロな人物と、とんまな周囲を語りわけ。
くだけ具合の対比やら、ネタおろしの試みが感じられ。猫の不可解な復讐は、スラッ
プスティック・コメディともとれて面白し。
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