＠京都四条 京都芸術センター フリースペース(2010/4/22-25 4ステージ)
http://www.kac.or.jp/
全自由(整理番号付）一般 前売・予約2500円 当日3000円
学生 前売・予約2000円 当日2500円 *要学生証提示
テクスト：ジャン・ジュネ 「アルベルト・ジェコメッティのアトリエ」
「……という奇妙な単語」「シャティーラの４時間」
構成・翻訳：宇野邦一 演出：三浦基
照明：吉本有輝子 舞台美術：杉山至＋鴉屋 音響：宮田充規 衣装：稲村朋子
舞台監督：大鹿展明 宣伝美術：納谷衣美 主催：地点 共催：京都芸術センター
助成：文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)、財団法人セゾン文化財団
出演：
安部聡子[地点]
山田せつ子[枇杷系]
2010/4/24(土)曇 5:08-6:13PM(1'05)最前列 客席ほぼ満員?(120人)
客層：女子学生、20-30歳代男女、中高年男性。単独客中心。
客入れ：開演定時30分前受付、15分前開場。開場時で30人ほど。高低差の
ある雛壇に8列椅子席の通常。折り込みチラシそれなり(ビニールなし）。
アンケートボード付き。パンフ A4 4ページ内2ページ空白。挨拶、解説、
出演、スタッフ。物販。著作本。 カーテンコール1回。
ジャンジュネのの珍しいテキストコラージュ。横浜の試演からの本番京都公演。
舞台。下手に桟橋？の残骸が傾斜設置。背後の角には沢山の板きれが綱でまとめ
おかれ。これと中央の電光掲示板・客入れ時は「保存中」、開演中はch02など表示
は横浜公演ではなし。上手に桟橋、延長線上に立て三列、高低差をつけたプリント
用紙。上部が皺があるものとないものあり。ハンドマイクがおかれ、劇中使用。
構成。山田登場、指をさして、あちこち確認観察の体。安部登場。桟橋に止まり、
発話。きょろきょろと見わたし。空に絵を描くような仕草などしながら、ジュネの
テキスト・演劇、凄惨な戦場最前線などを発話。山田は動き続け。中盤では安部を
人形の体で振付したり、肩を組んで歩いたり。終盤ではプリントの山を思い切り
よく崩し、橋を渡して上がり所作。とこどこに区切りのように、ピー音が入り。
文意のみ成らず、発話と仕草らで埋まる空間美術、が刺激的なパフォーマンス。
横浜の広大でパワフルなコンクリ空間から密接な小空間へと。よりパフォーマの
存在感が際立ち。動きととも変わる空気感を良く感じられて、興味深く体感する
ねこ。とりわけて、安部聡子さんの声、佇まいというか、響き◎。
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