＠原宿 ラフォーレミュージアム原宿(2010/5/7-19 17ステージ)
http://www.laforet.ne.jp/index.html
全自由(整理番号付き）前売3500円 当日4000円 学生3000円
作・演出：岡田利規 舞台監督：鈴木康郎 照明：大平智己
音響：牛川紀政、林あさの 制作：プリコグ 中西茜、奥野将徳、山崎奈玲子、
黄木多美子、門田美和 主催：チェルフィッチュ 共同制作：HAU劇場
助成：財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、アサヒビール芸術文化財団
出演：
山縣太一、安藤真理、伊東沙保、南波圭、武田力、横尾文恵
2010/5/9(日)晴 6:07-7:12PM(1'04)最前方 客席満員(180人)
客層：20-30才代、若手寄り中心。中年層結構。男女半々。
客入れ：整理番号順位呼び出し。開場時で30人ほど、次第埋まる客席。ベンチ1、
ひな壇に椅子9列。細かい所作がよく見える前方がよし。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 5ページ。ロングインタビュー掲載。物販。DVDセット売りあり。
カーテンコール2回1分。
会社編ショートピースな３本連続上演。
舞台。白壁。下手に黒と銀のテーブル。
構成。派遣切れ仲間の送別会を相談、我が身を振り返る「ホットペッパー」。
職場のクーラー冷えすぎと訴える女性と、聞いてるようでテレビの話をする平行線
「クーラー」。派遣社員の挨拶は、アパート外の蝉の死骸、ハイヒールはそれぞれに
恋人通しなんですととりとめない「お別れの挨拶」。
繰り返す切実さが滑稽で空しい、現代ムード如実なパフォーマンス。ジョンケージ、
ステレオラブとトータス、コルトレーンと趣が異なる三曲が流れ、発話と身体ぶり。
扇情的な全面またパートの人工的照明が背景。３話３態。会話がループし重なりあう
、ケージ音楽との齟齬が顕著でノリが悪い、ホットペッパー。見た目饒舌も相づちを
交わすだけコミュニケーションの、クーラー。とうとうと流れる私語りと愛想笑いの
、お別れの挨拶。 取り繕うだけの関係性未満の関係性が殺伐として、面白くも
風邪を引いた気分になるねこ。「お別れの挨拶」の南波圭？の生一本語りの集中力に
拍手。
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