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 立川談春独演会「アナザーワールドX」

 @成城学園前 成城ホール(2010/5/12-14 3ステージ)
 http://seijohall.jp/
 全指定 前売3500円 当日なし?

 談春 五貫裁き 枕20分+33分

 仲入り 17分

 談春 宿屋の富 枕20分+30分

 2010/5/12(水)晴 7:35-9:37PM(内訳上記)後方上手 客席満員(290人)
 客層:大人中心、スーツ、カジュアルとりどりの風体。男女半々。
 客入れ:サイン入り+本人手渡し特典付き著作本と写真集、盛んに販売。
 折り込みチラシ少々、アンケートの談春質問はこのホールでみたい芸人は?。
 パンフなし。カーテンコール2回2分 今後の告知あり。

 ・五貫裁き
 枕。GWの疲れが出る頃。談志師匠を整体につれていった。気に入るかと不安に
 なったが、そうでもなかった。でも2度目があるかはわからない。弟子は面白い、
 ねたになるという話。形はちゃんとしているが、使い物にならない。女弟子の
 小春と目線で勝負して負けている。谷亮子の発言はやってくれた。意味がわから
 ないが、それが今の日本人らしいかも。選挙になると元気になる人達。談志の
 選挙応援演説の旨さ。

 お話。寄進を請われた商人から断わられ、喧嘩の末怪我をさせられてしまったと
 聞いた大家は、大岡奉行に裁きを願い出る。しかし、商人が勝ち、5貫文(5000文)
 を毎日1づつ返してゆけとのお裁き。さて、大家側は昼夜を問わず、返しにいくもの
 だから、大家は音を上げてしまう。

 悪戯ものの悪戯な表情、悪魔の微笑みに笑い。どいつもこいつもただでは事は済まさ
 ない奴ら。強欲、頑固、悪知恵が働く登場人物を、活き活きと語ってて愉快ねこ。

 ・宿屋の富
 枕。金があって、困ったことがない(談志)。競艇で幸運の女神が2回来たことが
 ある。まず、必勝法は掛ける数を減らすこと。人間はどのくらいの借金で殺されて
 しまうのかという裏社会の怖い話。絶対に当たると確信したが、これから金と芸の
 どっちを取るかで逡巡し、わざと外した話とこぼれ話。

 お話。大富豪のふりをした男は宿屋の主人に富くじが当たったら、金なんて邪魔
 だから半分あげると約束。なんとくじは大当たりで、ふり男は後悔、宿屋の主人は
 大喜びするのだが。

 活き活きと田舎大臣を演じ。持ち前の早口を緩めることなく、スピーディにコロコロ
 コミックと語って、スッキリしごくねこ。

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