＠成城学園前 成城ホール(2011/3/7-11 5ステージ)
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円
春松 道灌 14分
談春 按摩の炬燵 枕20分+33分
仲入り 17分
談春 木乃伊取り 枕20分+30分
2010/5/12(水)晴 7:35-9:37PM(内訳上記)後方上手 客席満員(290人)
客層：中年男性中心に幅広く。スーツ姿結構。
客入れ：当日券6枚、開演30分前に販売。折り込みチラシ少々。青山劇場公演の
演目公募あり。パンフなし。物販もなしかな。仲入り、お酒とソフトドリンク
つまみに、タコスチップと大学芋。 カーテンコール トーク 1回6分。
春松 道灌
お話。太田道灌の古事を聞いた八五郎、うんちくをなんとか披露したいが、相手が
思うように応えない。
立て板に水とペラ語り。まだ入門4ヶ月目だとかで驚くねこ。
談春 按摩の炬燵
枕。日替わりで、弟子全員の道灌を見るのが自分だけの楽しみ。初日が入門4ヶ月目
であれだけ、あとの人間にプレッシャーになる(笑)。吉本で漫才修行をしていたが
芽が出ず落語家になった春松のこと。吉本の学校は立川流と同じ。時節。この歳に
なって始めて、雪が降る夜の寒さが沁みた。めざせ雲助師匠。チケットが4日目から
売れて、ただしいファン。次は初日で意地の悪いファン。カンニング騒動。米朝師匠
の前で話そうとしたら言葉が出なくなった。米朝全集をその場で出して、わかりまし
た落語をしますに、師匠は泰然自若、連れはずっこけていた。江戸の奉公と日本の
システムについて。できる奴を延ばすのではなく、ダメ奴をなんとかする。
お話。寒さが過ぎて、番頭は蒲団増しを懇願される。一計を案じ、居合わせた按摩を
納得ずくで酒を飲ませ、炬燵代わりしようとするが。
按摩が好きな酒を飲む表情がまあ、幸福とはこのことかという。談春の表情の素敵さ
が遺憾なく発揮され。按摩の悲喜劇とはならず、スラップスティックになったのは、
これはこれで面白し。
仲入り 17分
談春 木乃伊取り 枕20分+30分
枕。一刻も早く、スタッフの按摩の炬燵の感想を聞かせようと、休憩を早々に切り
上げた。今の話にびっくりした、なんで按摩が炬燵になるのか、酷いじゃないかと。
昔は差別の考えがなく、そんな風にみんな暮らしていたと説明すると、落語って
奥が深いですねと言われた。実に面白い感想。初日をやっている最中にいろいろ浮か
んだので、明日から変わると実演。名人・桂文楽の話。17しかねたがなかったのに
名人と呼ばれていた。そのうち4つが盲人ねたで心の闇をみたような。奉公人と比べ
て、若旦那の放蕩は扱いが違ったという話。
お話。若旦那が吉原のいりびたりで帰ってこない。連れ戻しにいった連中がまた帰っ
て来ず。
婆さん、田舎者とキャラ芝居が楽しい一席。按摩に続き、酒飲みが登場。豊かな表情
をたっぷりとみせてくれ。
最後にお願い。ぴあの手数料がなぜか高い、サンライズなら105円だけ。白談春公演
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