＠新宿 紀伊国屋ホール(2011/5/7-10 7ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/label/hall/
全指定 一般4000円 特別料金（25歳以下、65歳以上）3000円
作：ハロルド・ピンター 訳：広田敦郎 演出：岡本健一
美術：朝倉摂 照明：笠原俊幸 音響：高橋巌 衣裳：たかひらみく
ヘア＆メイクアップ：鎌田直樹 舞台監督：赤羽宏郎
アンダースタディー：若菜大輔 タチアオイ製作：櫻井忍
プログラム写真：西村俊範 主催・制作：TPT、シアタープロジェクト・東京
出演：
中嶋朋子 ：サラ
岡本健一 ：リチャード
豊永伸一郎：ジョン
2011/5/9(月)曇 7:01-8:14PM(1'12)最前方上手 客席3割？(140人？)
客層：30才代寄りと中年層。女性過半数。関係者多そう。
客入れ：ほとんどの人が受付によるせいか、もぎりがおらず、とまどい。
後方7列ほど全て空席。制作ミス？。ロビー全体をビロード幕で仕切り、風景など
舞台背景のイメージと稽古場の写真を展示。折り込みチラシなし。パンフなし。
物販。パンフ B5縦二つ割り 22ページ 700円。各人の挨拶文。イメージ写真。
カーテンコール1回1分。
1963年テレビドラマとして放映後、舞台化された作品とか。俳優・岡本健一演出。
ワークインプログレスを経ての本公演、万を満たしてのだろうけど、なぜか空席大杉。
舞台。黒い八百屋舞台。客入れ時には両脇に男達が座って、ぶつぶつ語りをして
意図不明。大きめの箱をカウンター、ベット、ベンチに見立て。調度を最小限、闇を
背景に明かりで場を表現して、スタイリッシュ。
お話。結婚10年、夫と妻は夫婦生活を真っ当に営んでる風だが、それぞれは恋人
またはセフレを持ち、それを隠してはいない。冷静に互いを尊重しての会話はやがて
赤裸々な嫉妬や猜疑心が露わとなり。大人げなくなって、さあ大変。
この先どうなるのと興味津々、ゲーム感覚な仕掛けの面白さを楽しむねこ。浮気を
隠さず、責めもせずとどうなるよな上品夫婦。夫への面当ての狂言と知られてからが
痛くも苦笑系なコメディへと急転。妻・中嶋朋子は固定、夫や浮気相手、痴漢を
岡本健一が多役に演じ。ありげに演劇的なんだけど、妻の妄想？あるいは夫同意の
プレイ演技？とどうとも取れる自由度があって面白し。最後は2人の融和シーンは、
素の夫婦に返ったということかしらん。プレイといえば、太鼓を鳴らすと共に興奮、
SEXを模すのがおバカでクスリ笑い。
２人ともシリアス至極な演技で、どこまでがしゃれなのか判りにくいねこ。とりわけ
妻・中嶋朋子が迫真、過ぎ印象。
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