＠中野ザ・ポケット（2011/12/21-25 7ステージ）
http://www.pocketsquare.jp/index.php
全指定 前売3500円 当日3800円 学生2500円
作・演出：竹内佑 音楽・演奏：和田俊輔 振付：豊田真吾
舞台監督：中村貴彦(株式会社キーストーンズ)
舞台美術：池田ともゆき(TANC!池田意匠事務所) 音響：大木祐介(Sound Busters)
照明：松本大介 映像：本郷崇士(frahoop/Drillbros)
小道具：原田鉄平(Iron-Level) 衣装：itimiちゃん
写真：イトウユウヤ(Drillbros) 宣伝美術：スタジオ伊勢＋イトウユウヤ(Drillbros)
演出助手：小林佐和 制作：荒川ちはる、デス電所 協力：ヴィレッヂ 細川展裕、
ehon、株式会社ハイレグタワー、毛皮族、スターダス・21、松本デザイン室
出演
山村涼子：三木愛理(資産家の娘。樅山の後輩)
浅見紘至：三木直人(その夫。放送作家)
四宮章吾：安田鈴哉(愛理の後輩)ほか
吉川莉早：大前田星菜（安田と愛理の後輩)ほか
今奈良孝行：樅山弘人(地元番長。猫カフェ経営）
田嶋杏子 ：とっこ（従業員)
羽鳥名美子[毛皮族]：田岡沙織(従業員)
丸山英彦 ：田岡康則(その夫)
葛木英[ehon]：玉沢さん(奴隷)
豊田真吾：曲(放送作家。直人の先輩)ほか
福田靖久：室(刑事。康則の先輩)ほか
根田亜夢：ワンロードライジング(J-POPグループ)ほか
和田俊輔：ワンロードライジング
2011/12/21(水)晴 7:33-9:31PM(1'57)前方上手 客席7割（90人）
客層：20-30歳代中心、男女半々。
客入れ：平床に3列、ひな壇8列。前方は見上げる格好。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。配役、相関図、劇中歌歌詞、スタッフ、予定。次回公演。
3/21-4/1 アイパッチとレインコートとショットガン(仮)＠「劇」小劇場。
物販。公演DVDほか。 カーテンコール1回1分。
大阪公演がないと思って鱈、東京進出第一弾とか。
舞台。中央にスクリーン。ぽつねんと白テーブルと対面椅子。
お話。地元の先輩は強引もカリスマ的な存在。言葉巧みに絡みとった後輩と家族を
自ら手を下さず、彼らどおし殺しあいをさせていた。夫婦仲で悩んだ三木家の2人が
相談にいったのが悪夢の始まりで。殺人鬼先輩以外にも、暴力的な力関係ら個々の
問題を絡め、キャリーな超能力まで手を広げて描く、ホラーな物語。
犯罪史上類を見ない鬼畜の所行といわれた、北九州監禁殺人事件が元。犯行内容が
かなり舞台そのままなので、驚くねこ。
猟奇な物語をポップミュージカル仕立て。音楽とダンス、そしてスタッフワーク、
とりわけ美しい照明のコンビネーション○。前半はその勢いで一気に見せ。大丈夫と
いう言葉が頻繁につかわれるけど、全然そんなことないのに苦笑ねこ。
後半は被虐の心理深耕。恐怖を克服するために真剣さ、死体処理の手際とかが
悲しい。狂わないため世界をわかりやすくする(例えば数字化）や、考えなくなるは
震災後だとなお普遍的。華やかなほどの残忍さとともに、考えさせられもするホラー
と思うねこ。
役者。今回は男前のビッチ役、今奈良さん、なりは奴隷、心は女王な葛木英さんが
印象。
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