＠錦糸町 すみだトリフォニーホール（2012/02/16 1ステージ）
http://www.triphony.com/index.php
全指定 前売 S席5500円 A席4500円 B席3500円 当日＋500円
フランチェスコ・トリスターノ：ピアノ
勅使川原三郎 ：ダンス・演出・照明
佐東利穂子 ：ダンス
主催：ユーラシック http://eurassic.jp/reunion/
共催：すみだトリフォニーホール 後援：ルクセンブルク大公国大使館
協力：ユニバーサル ミュージック 制作：KARAS、ユーラシック
プログラム
フランチェスコ・トリスターノ：Hello(2007)
J.S.バッハ：「ゴルトベルク変奏曲」より抜粋
アリア
変奏曲3､6､9､12､13､15､18､21､24､27､30､
アリア・ダ・カーポ
フランチェスコ・トリスターノ：Interlude(ピアノ・ソロ）
フランチェスコ・トリスターノ：Nach Wasser Noch Erde(2007)
ジョン・ケージ：ある風景の中で
2012/02/16（木）曇 7:10-8:26PM（1'12）1F前方中央 客席7割?（1200？人）
客層：中年層、ついで20歳代の大人客席。女性過半数。
客入れ：錦糸町駅から5，6分、食べ物屋も沢山で便利な駅前ホール。ロビーと通路が
狭めなのが難。2Fにはバーがあったみたいだけど未確認。シューボックスタイプ、
残響少なめでねこ好み。後方上階から滑り台のようにまっすぐ傾斜するバルコニー席
が凄い迫力。折り込みチラシ コンサート中心。パンフ 3つ折り。
曲目解説、プロフィール。ぺら一枚に今年の予定。4月8月11月 全部新作なのが
凄い。 カーテンコール3回4分。熱心な拍手と、ブラボーもでました。
ピアノとダンスデュオ公演。2010年ラ・ロック・ダンテロン音楽祭＠フランスでの
企画第2弾、 本邦初公演。それもあってリユニオン（再結合）？。休憩なしで
5曲を一気通巻に上演。トリスターノ氏の曲演奏とも初見ねこ。
・トリスターノ Hello
横から床面に照明投影して陰影。PAからエコー音。弦を手で直接弾いて、パーカッ
ションとしてのピアノを原始使用、鍵盤音のハーモニーとデュオでジャズめいて
聞かせ。勅使川原ダンスは解凍するようにゆったり歩行。空中の固定から吊られて
いるかのような人形めいた振りまじりでしだい大きく。曲に合わせてフェイドアウト
退場はせず、その場から次の曲へと。
・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」より抜粋
カノンのみをピックアップした抜粋とか。中途でテンポアップして明るい曲調に
変わったりで気分転換。照明が曲調に合わせて明暗調光してムーディ。勅使川原さん
と佐東さんが交互、引っ込んでも退場はせず、後方でゆっくり歩行してアイドリング。
デュオではまるで右手、左手に別れたように踊ってセッション。曲というか、ピアノ
演奏に融合した、手ぶりと全身の動き。演奏ともうっとりと楽しくみるねこ。
佐東さんのおよそタメのない連綿した動き、勅使川原さんの緩急に富んだ、アップ
テンポでの喜びに満ちたありさまとも素敵。
・トリスターノ Interlude(ピアノ・ソロ）
インストナンバー。ここでも弦を叩く、弾いてパーカッションとしてピアノを原始
使用。リリカルな鍵盤のメロディとも会話するように演奏。曲調はチックコリアを
彷彿としたり。
・トリスターノ Nach Wasser Noch Erde
静寂に包まれたような静音からしだい高揚。ダイナミックな佐東さんが印象。
・ケージ ある風景の中で
ドビッシー彷彿、瞑想的で美しい曲。後方上のパイプオルガン前に佐東さんが
立ち、床上の勅使川原さんとデュオ。揺れる２人の動きとも、トリップして忘我の
境地。時さえ忘れる時に、普段感じない生の実感じんわりねこ。
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