＠日比谷 シアタークリエ（2012/3/12-4/4 28ステージ）
http://www.tohostage.com/theatre_crea/
全指定 8800円
＠広島 アステールプラザ大ホール 4/10 1ステージ
＠兵庫 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール 4/12-15 5ステージ
＠新潟 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場 4/19 1ステージ
＠福岡 キャナルシティ劇場 4/22 2ステージ
＠仙台 仙台市民会館 大ホール 4/25 1ステージ
＠長野 まつもと市民芸術館主ホール 4/29 1ステージ
脚本：古沢良太 演出：白井晃 振付：康本雅子 美術：松井るみ
照明：高見和義 衣裳：太田雅公 音響：井上正弘 ヘアメイク：佐藤裕子
映像：新生璃人 舞台監督：田中直明 演出助手：河合範子 企画室：山崎紀子
プロデューサー：小嶋麻倫子 宣伝美術：近藤一弥 宣伝写真：白井綾
宣伝写真ヘアメイク：佐藤裕子（内野聖陽）、西岡達也
出演：
内野聖陽 ：戸塚保（チョウ屋）
、田中圭 ：内海真一（チョウ屋）
七瀬なつみ：安藤（不動産会社OL）
中別府葵 ：ユカ（ストリッパー）
細見大輔 ：村木（自称町のボランティア）
大谷亮介 ：吉永（虫ブローカー）
2012/3/20（火祝日）晴 7:00-9:16PM（2'15）後方上手 客席ほぼ満員（600人）
客層：中年層と20歳代。女性8，9割。
客入れ：会場中は客席飲食可能なんですね。定時きっかりに開演するので遅刻注意。
折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ A4 48ページ 1500円。
対談ほか。カーテンコール2回1分。
内野聖陽、脇に七瀬なつみ、大谷亮介出演、古沢良太・新作を白井晃・演出、
松井るみ・美術とスタッフも魅力的な公演。
舞台。あばら屋を横スライド、背景の雑木林固定。緞帳を半分落として、テキスト
や蝶のＣＧ投影。
お話。チョウ屋と言われる、趣味と実益を兼ねた蝶マニア達。捕獲の伝説的プロは
飼育志向の若者と幻の蝶を探すため、山ごもり。信じる情熱と狂気、やんごとなき
世俗の事情。出逢ったものは捲き込まれていったり、阻んだり。
にしては、ベタなウェルメイドプレイ。そこらリアルな装置、控えめな映像と照明
で差別化ならず。後半の夢幻シーンや、ラストで田中君演じる引きこもり青年が
幕外へ出される=自立な演劇的シーンを除けば、演出もまた。うーん、世田谷パブ
リックでの白井作品を味わった口には目黒のサンマ状態ねこ。物語はミイラ取りが
ミイラ、家族化のコメディ、転じてなお馴染み。期待しすぎか、目黒の同文。
と無い物ねだりも従来比故。カリッとテンポよく、中身はほどよく叙情を乗せた
役者芝居で2時間超を楽しませ。内野さんは前半ジャイアン芝居でサービス、
荒くれに優しさの裏打ちをして魅了。田中君はいじられ役で結果愛されるキャラ。
七瀬さんはいつになく粗挽きにコメディアンヌ。内野さん、大谷さんのジャイアン
芝居に引き込まれたかしらん。
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