＠新百合ヶ丘 麻生市民館大ホール
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全指定 3500円
2012/5/13(日)晴 7:02-9:05PM(内訳下記)後方上手 客席満員(1000人)
客層：中年層中心。男性過半数。
客入れ：前売り完売。パンフなし。トイレは2箇所へ誘導。物販。先日のアナザー
ワールドと同じ。
ご挨拶（こはる、春太改め春吾）2分
談春「真田小僧」 枕1分＋噺22分
談春「野ざらし」 枕10分＋噺19分
仲入り18分
談春「百川」枕14分＋噺30分
トーク6分
ご挨拶（こはる、春太改め春吾）2分
二つ目になる二人がいろいろありましたがやっとと挨拶。こはるは前回前座なのに
とんでもない長講をやったとお詫びも。
談春「真田小僧」 枕1分＋噺22分
枕。2人の作法について小言。2人が挨拶したので私が前座噺をすることに。
お話。子供が小遣いをせびるが親は渋る。母親の浮気を匂わせる話しを餌にまんまと
せしめてしまう。
調子よく舌が回るコロコロコミックな子供と、劇画に渋い男親の対象、騙されぶりが
愉快。顔芸と声色は談春定番のもので。
談春「野ざらし」 枕10分＋噺19分
枕。すぐでますと断って引っ込み。茶碗の置き方で一言いいにいったとか。
遅刻して起っているお客に座るよう促し。春太は塩谷瞬と同い年。花魁になったら
いい、落語家になって若旦那噺をやったらいい。現実直視の若者ばかりの中で
逆に羨ましい。今、間男の話、吉原と同じようにできなくなっている。そんな女が
いなくなったから、みな本気の人妻ばかり。40，50代の女性が美しい、その分幼い。
塩谷瞬なら間男の話が身につまされるかも。江戸っ子は釣りをバカにしていた、
魚なら買ってくればいいという。
お話。しゃれこうべを釣った男の元に美女の幽霊がやってきたと聞き、我もと
釣り道具をもって向島へ。釣り客の中で一人盛り上がり、大迷惑。
ハイスピード落語、キャラは劇画と漫画、対比と後者のバカ爆発ぶりが愉快。
仲入り18分
談春「百川」枕14分＋噺30分
枕。江戸は祭ばかり。岡本綺堂は祭は江戸で終わったと、明治の祭を否定している。
縁日がつまらない。子供は全く相手にしていない、楽しめない。酒のつまみばかり。
一番儲かるのはくじ、アイドルのグッズがもらえる、テキヤはジャニーズに詳しい、
プロモーターに近しい存在。子供が女性を意識する場でもあった。大阪の縁日は
違う、種類が少なくて同じ店が何軒もある。流行ってる店とそうでない店があって
自ずと差別化する風土が大阪にある。清潔でないといけない、親の許可がないと
いけない。
お話。料理屋に奉公にあがった田舎者。言葉が通じないばかりに、お客は神器を質に
入れたことがばれたと勘違いして、一騒動。
今回2回目かな。談春お気に入りのネタとか。真顔のおバカぶりが可笑しいねこ。
トーク6分
昨年3/6、このホールで談志の最後の高座。1年経ってさて何をするかと、忘れること
も無いわけではない、しかし責任はある。談志は落語を残さず、落語家のみを残した
市場を拡げてくれた。
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