＠成城学園前 成城ホール(2012/8/7-9 3ステージ)
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円
主催：成城ホール、TBSラジオ 企画製作：オフィスフラジール
談春「ろくろ首」枕9分+噺20分
談春「おさん茂兵衛」枕7分＋噺42分
仲入り13分
談春「鰻の幇間」枕6分+噺38分
2012/8/8(水)曇 7:01-9:16PM(1'18/休13/44)前方中央 客席満員(290人)
客層：大人よりに幅広く、中年中心に男性過半数。
客入れ：当日券不明。折り込みチラシ少々、パンフなし。物販。チャリティ団扇等。
カーテンコール1回。
諸注意。携帯はお互いのために切る。録音は見つけたら、そこにいく、やるときは
やりますと談春アナウンス。
「ろくろ首」
枕。ソロモン流にでて、人情噺ばかりがピックアップ。それはTV側の意向だろうが
今日始めてきた客はネタ降ろし、やってなかったネタのアナザーワールドをみて
見損なう恐れがある。猛暑とオリンピックで体内時計が狂っているだろうから、
自分も実は眠りたい、ので前半は寝るための落語、後半は刺激のみ。趣味が合わない
と熟睡するかも。来月を楽しみにしてほしい。オリンピックの寸評。柔道松本が
競馬馬だったら、馬体検査に回されるだろうとか。
お話。美人だが夜になると首が伸びるという女性のとこへ婿入りした天然男だが。
眠るに眠れない、ゆるい時々スパイシーな笑いが連綿。談春お馴染みのカバ顔の
与太郎キャラが楽しく。 終わって、ツイッターで上演中に呟いてはどうかと暴言を
吐き（携帯とツイッターの関係がわかってない談春。中入りで滅茶苦茶怒られて、
怒りがこみ上げたとか）
「おさん茂兵衛」
枕。心底眠れる噺をします。サッカー男子のアメリカ・カナダはうしの闘い。試合を
観ながら憶えてきた。かつて6時間で仕込んだねたなら、小三治より巧いと志らく
（だっけ）にいわれたとか
お話。女嫌いの手代がとある宿場の飯盛り女・元女郎に岡惚れ。公金を出して逢瀬の
手引きを地元の親分に頼み、これが成り。しかし、2人手に取り出奔してしまったと
いう。
談春落語、話術のデモ。最後にその後の酷い顛末を説明語り、落ちもなにもないのに
笑い。
「鰻の幇間」
枕。落語で判りずらい言葉に出逢う。幇間は職業辞典から消えてしまった。朱鷺より
絶滅危惧種。いい太鼓持ちと悪い太鼓持ち・野太鼓について。
お話。野太鼓の声かけに応じた旦那。ぱっとしない鰻屋でご馳走になるが、誰だった
思い出だせない。
根拠無く調子がいいが、どことなく不安の影を刺して、面白みを増し。最後の小言
あれこれが愉快。
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