＠成城学園前 成城ホール(2012/9/5-7 3ステージ)
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円
主催：成城ホール、TBSラジオ 企画製作：オフィスフラジール
談春「不動坊(ふどうぼう)」枕16分+噺53分
仲入り15分
談春「小猿七之助」枕3分+噺23分＋トーク5分
2012/9/5(水)晴 7:06-9:01PM(69/休15/31)中段上手 客席ほぼ満員(290人)
客層：大人よりに幅広く、中年中心に男性過半数。
客入れ：当日券の掲示なし。折り込みチラシ少々、パンフなし。諸注意を殊勝に
語って、照れ隠し。物販。チャリティ団扇。
・不動坊
枕。AKBの武道館コンサートへ、楽しさがわかった。どっちが先にトランス状態に
なれるのかという盛り上がり。AKBが10疲れるとするとお客も3という状態。好きな
ヘビーローテーションをやらない。主催（アナザーワールドもやっている）に文句を
いったが、自分が帰ったアンコールの最後にやったらしい。主催は公演中は会場に
寝泊まりしていて、終わると入院してしまうとか。徳島へ阿波踊りを観に行った。
辻辻で勝手に踊っている。決まった時に稽古をする会があって、毎回参加しないと
ダメらしい。見ている方はそのうちみんな踊り出す。踊っていて照れないのが凄い。
夜目遠目笠の内（よめとおめかさのうち）という意味がわかった。女性の器量が
2倍3倍よく見える。美しさは時代の暗さの中にあるのかと。落語に出てくるお化けも
吉原のお座敷もそれぞれの暗さ、明るさがあったのだろう。
お話。芸人不動坊が急死、美人の後家を借金とも引き受けることになった、
元恋慕男。めろめろぶりをみて納まらないのが長屋の男どもで。
談春一人芝居集成。通常よりゆっくりじっくり、落語と言うより演劇ぶりで語って
楽しませ。油断してると眠気が襲うほどに。
・小猿七之助
枕。広重は三千両の絵を描いた、吉原、魚河岸、芝居小屋に金が下りた。両国の
夏の夕涼み。芸者1人船頭1人は禁止は間違いがあっていけないと禁止されていた。
お話。小猿と呼ばれた船頭・七之助と売れっ子芸者・お滝が禁じられた船頭と芸者
だけ船にのる。身投げした若い男を助けるが、事情を思いも寄らぬ因縁繋がりで。
しっとり講釈、黙阿弥の世話話の抜き読み。談志の持ちネタだったらしい。今日は
2本とも談春劇場が聞けて満足感たかいねこ。
トーク。さだまさしから亡くなった父親の鐘楼流しに誘われた。鐘楼流しが思い切る
ための夜であること。談志は語れないといっていた。自分は無理だと断り、阿波踊り
を見に行った訳で。
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