＠竹橋 東京国立近代美術館 企画展ギャラリー（2012/08/26 1ステージ）
http://www.momat.go.jp
入場無料
演出：多田淳之介 照明：服部悦子 ドラマトゥルク：佐藤泰紀 演出助手：橋本清
主催：東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/14_evenings
出演：
夏目慎也[東京デスロック]
佐藤誠 [東京デスロック]
石橋亜希子[青年団]
石橋志保[中野成樹＋フランケンズ]
Enric Castaya Orchestra
2012/8/26(日)晴 7:40-9:09PM(1'29）あちこち 客席超満員（300人）
客層：子供連れからじじばばまで、出身仕事ともとりどり印象。男女半々。
客入れ：美術館入り口にケータリング車、テーブル席。入口から最奥のギャラリーが
公演会場。手前のラウンジで開演前ライブあり。中央を囲んでミニ椅子40ほど。
今日は空間現代。ストイックにリズムを刻み、爆音で奏し。
整理番号なしの先着。広い会場にたぶん200席くらい、その後増席は最後は壁際に
ベンチ設置。折り込みチラシなし。ポストカードサイズの共通パンフは入口置き。
近美主催の無料イベント。食べて飲んで、アートを楽しもう2週間。初っぱなは、
東京離別、今回から帰還の東京デスロック。
会場、舞台。テニスコート三面な広さ。200近くのパイプ椅子がみな明後日の方向を
むいて散在。どこに座ったらいいやら状態。壁３方に客席のライブ映像投影の
スクリーン7面。
構成。
・映像 タイトルの意味、語原。
・君が代♪。 映像 タイトル と NOW。再び、君が代♪ 無音。
・映像 50の問診(下記参照）を順次投影。不安から前向きな意志の有無を問いかける。
・映像 Where are you from？。観客に混じっていた役者が歩きながら、同時多発で
プロフィール語り。
・映像 When did you come? 上京した頃のこと語り。ホームシック、貧乏で部屋を
シェアなど。座って目し。ピアノが不協和音。ダンス曲。
・映像 中央に移動してくださいの指示図。みな椅子をもってぎゅっと固まる。
映像 Welcome Tokyo / Enjoying? 役者がぎゅうぎゅうに置かれた椅子の間を
歩きながら、初めて都心にでた印象、満員電車に乗ったときなどの記憶語り。
場内苦笑。映像 タイトル NOW。
・暗転。スクリーンが明滅。タイトル NOW。役者達が観客の外周を歩き、出身地の
方言で東京の悪所語り。どこもおっかねえ、くいものうまくねえ、東京の食料
自給率は、水やばい、地震で大変だったとか。
・映像 Come back to HOMETOWN スクリーン、中央をあけて時計回りに沖縄〜
北海道まで移動場所の指示。18時は外国の方、12時は東京人。移動したところで、
多田さんが挨拶。関東が多いですねえ。東京に決別していたらが今回から帰った
ことと、次回作のことなど。
・空いた中央で役者4人のトーク。お盆に帰省するしない。お盆の精霊馬を知る
しらないなど、それぞれの地方との現在の関わりあい。
映像 トークするさまをライブで投影。帰省すると「演劇」していること、
「女優」なことを説明するのがおっくう。好きだった人に再会とか。ピアノで
君が代♪。 長岡音頭（だったか？）、皆で稽古して踊ることに。capsuleの曲が
被って、やがて反戦活動デモ隊のシュプレヒコールがミックス。
中央役者側が暗く、かわり客席側を明るく照らし。音頭にもどり、照明明るく。
四人で輪になって踊り、音頭にデモ隊の音声がミックス。
・東京音頭♪。映像 Shall we dance? / Stand up｡一人の外国人をのぞいて、
誰も立たず。
・踊り終わって、四人、お疲れさま。映像 Come back to your place
・映像 再び50の問診。それぞれに歩き回り役者達がyes/ noで答え。ルールや
モラル、不信感、他人への嫉妬、見直しの意志などはそろい。結構バラバラ。
・映像 ＹＥＳ タイトル。
我に帰れや、田舎に帰らずともな気づき企画。多田さんらしい、社会性ある問いかけ
、気づき趣向。日々のストレス、東京過密を観客に体感趣向。出身地に分かれ、
逆に地方から離れたことを以下同文。東京音頭をといわれても踊れない、踊ろうとも
思わない東京人。音頭にデモ隊の音声かぶせ。にわかナショナリズムとか、付和雷同
とか、また逆にノンポリなことへもチクリ。宙ぶらりんなとこが不安だけど、それは
それで安心という、今をよく感じさせてくれ。次回がまた意味深なタイトルで実験が
続くのか、そうではないのか楽しみねこ。
問診一覧
01：よく眠れない日が続いている
02：ため息がよく出るようになった
03：ついつい、食べ過ぎてしまうことが多い
04：首や肩がよく凝るようになった
05：ダイエットなどをしていないのに体重が減った
06：胃が痛むことが多い
07：何もやる気がしないと感じることが多くなった
08：頭の中にいつも気がかりなことがある
09：さみしいと感じることが多くなった
10：「もうどうでもいい」という投げやりな気持ちになることがある
11：何かにおびえている気がする
12：白分らしくない生き方をしていると感じる
13：仕事や生活で「このままではダメだ」と思うことが多い
14：最近、社会のルールを破ったり、交通違反や軽犯罪を犯してしまった
15：最近、お金の使い方が荒くなってきたと思う
16：最近、対人関係が悪くなってきたと思う
17：不確かな情報に惑わされてしまうことが増えた
18：「こんなはずじゃなかったのに」と思うことが増えた
19：ちがう町に住みたいと思うようになった
20：ちがう国に住みたいと思うようになった
21：ほかの入からのアドバイスをわずらわしいと思うようになった
22：一度決めたことを、すぐに変更することが増えた
23：職場内にうまくいっていない人がいる
24：私生活でうまくいっていない人がいる
25：最近、他人に対して怒りを強く感じる出来事があった
26：いつも他人に対して自分を抑えて、我慢をしている
27：最近、人を信じられなくなってきた
28：他人と白分を比較して、敗北感や嫉妬を感じることが多い
29：仕事に関して、周囲から過剰に期待されていると思う
30：仕事の先が見えず、今後の見通しがよくわからない
31：私生活で金銭的・経済的に困っている
32：仕事を辞めたいと思うことが多い
33：生きにくい社会・世の中だと思っている
34：気分転換を図っている
35：生活の中に何か楽しめることを取り入れている
36：家族・友人・恋入などと過ごす時間を増やしている
37：適度に運動をしている
38：個人としての目標を持つようにしている
39：予想されることに対して、何らかの備えをしている
40：困ったときには相談できる人を持っている
41：つらい時期から立ち直った経験がある
42：つらいことでも最終的には現実を受け入れるしかないと思っている
43：どんなことからも、何かを学べると思っている
44：自分は少しずつ進歩しているように思う
45：将来のためなら頑張れると思う
46：最後まであきらめないでいようと思う
47：白分の人生には、きっと何らかの意味があると思う
48：今の白分は努力をしているほうだと思う
49：何事にも、一生懸命に取り組んでいるほうだと思う
50：誰かの役に立つこともしていきたいと思う
yes
[月間一覧］