＠池袋 東京芸術劇場 プレイハウス(2012/11/23-25 3ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 前売4500円 当日5000円 学生3000円 高校生以下1000円
演出・振付・美術・照明:勅使川原三郎
照明技術:滴水裕樹(ハロ) 音響技術:三森啓弘(サウンドマン)
舞台監督:マーカス・ボートゥ 技術協力:寅川英司十鴉屋
制作:戸田史子 フロント運営:小野塚央 プログラム・ディレクター:相馬千秋
製作:KARAS 助成:芸術文化振興基金 主催:フェスティバル/トーキョー、KARAS
出演:
勅使川原三郎、佐東利穂子、ジイフ
鰐川枝里、加見理一、山本奈々、林誠太郎、加藤梨花
2012/11/24(土)晴 5:08-6:11PM(59)後方下手 客席9割(550人)
客層：20-30才代と中年層、女性過半数。
客入れ：2F不使用。1F後方サイドに空席。折り込みチラシそれなり。パンフ A5冊子。
物販未確認。終盤のクライマックス(土着なリズムで激しくステップ）で地震発生。
結構揺れたけど、客席舞台とも何ごともなくスルー。カーテンコール8回？4分。
1994年初演、ほとんど記憶がなくなって、他の作品のと紛れているねこ。
宮沢賢治「春と修羅」「原体剣舞連」からインスピレーションをうけた作品とか。
舞台。客席手前に実際泳いでいる金魚鉢4。下手に本かブロック化という列。
背景、舞台幅にドアか開口の列。
構成。風音が止まず。なびくような草木の動き、倒れては復元。または囚われた
ようなメカニカルな動き。そして世界に呼吸。佐東はソロとアンサンブル4人とも。
勅使川原はソロ中心。歪んだ動きで楽団が、火花を放つグライダーマンが横切る。
髙い背もたれの椅子に並んで山猫と勅使川原。「春と修羅」を読む。などパフォー
マンスが横切る。
賢治の居た場所、その心中が浮かぶ、心理劇めく作品。連綿と緩急に富んだ
高速ダンス。勅使川、佐東の動きを追う幸福感はいつもながら。風音があると
意味づけ濃い印象。装置やほかパフォーマの参加でビジュアル多彩なのが最近に
なく、面白く見るねこ。
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