＠有楽町 有楽町朝日ホール(2012/12/19-21 3ステージ)
http://www.asahi-hall.jp/yurakucho/hall/index.html
全指定 3800円
「一分茶番」枕＋噺=39分(噺25分？)
仲入り17分
「らくだ」枕4分＋噺60分＋トーク6分
2012/12/20(木)晴 6:35-8:41PM(39/休17/1'10)前方上手 客席満員(800人)
客層：中年層中心、20代結構。男性過半数。
客入れ：入場者多数とのことで、開演間際まで人数制限あり。ロビーで食事しながら
様子見，間際入場するねこ。折り込みチラシ少々。パンフなし。物販なし。
昨日初日は9時撤収ができず叱責をうけたとかで、今日は巻いて？終演。
「一分茶番」
枕。昨日は8時30分退出を守らず、ものすごく怒られた。勘三郎の死去について語り
しんみりとしてしまったので，今日は軽く。新しい歌舞伎座は勘三郎を舞台に上げ
たくなかった、そう思うしかない。忠臣蔵の四の切りを招待されていったはいいが
対談のため途中退席するのにどれだけの勇気がいったか。
噺。大店に雇われている田舎者の権助。番頭は権助に一分の小遣いをやり､
盗賊の役をやることを承知させる。口立てで稽古するが、どうも怪しい。
得意のカババカ顔で権助を演じ、江戸っ子達の困り顔との対比がなお愉快。
仲入り17分
「らくだ」
枕。俺のらくだは怖いといわれる、それは幼児体験からと、因業な親や兄弟の話。
噺。らくだと言うあだ名で呼ばれている乱暴者がフグに当たって死んでしまう。
訪れた兄貴分は、せめて弔いの真似事でもと思うが金がない。通りかかったくず屋へ
香典を集めるとか、凄んでいいつける。嫌だといった死体を踊らせてみせるという。
ディープな兄貴分の凄みが利いた演技と、捲き込まれる人達での悲喜劇一幕。
すっかり引き込まれるねこ。アクの濃さがずっと尾を引く印象深い一席なり。
終演後トーク。やれる内にやっておこうという、今の思いの丈を述べ。
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