＠浅草 浅草公会堂（2013/2/6 1ステージ）
http://asakusa-koukaidou.net/
全指定 S席3800円 A席3000円
春吾「寄合酒」12分？
談春「二階ぞめき」枕23分+噺29分
仲入り17分
談春「明烏」枕8分+噺44分
2013/2/6(水)曇 6:32?-8:50PM(65/休17/68)1F後方上手 客席ほぼ満員（1000？人）
客層：中年層中心、20才代ぽちぽち。地元と遠征半々？。男性過半数。
客入れ：予定通り、開演頃に劇場到着の遅刻ねこ。仲間数人。ぽつぽつといつになく
空席点在。今朝の雪というより平日に浅草開催のためかな。チラシ少々、パンフなし。
カーテンコール トーク4分。口演時間が延びたことお詫び、楽しんでもらおうと
いろいろ考え、付け加えてしまう等。
・二階ぞめき
枕。（大雪注意報で）肩すかし。7時まで起きていて100％延期と思っていた。
いつも来ている人が来にくい会をやろうと場所を選んだ。浅草は二回、まず場に
合わせて吉原。知らない人が語って、知らない人が聞くという、まるでＳＦ。
でも、私が現存するたとえば法隆寺を語ったりしたら、お客さんさん拒否反応を示す
だろうから不思議。吉原の起源。文化の発信地だった。今のディスニーランド。
冷やかしてあるく男たちがいた、女性のウィンドウショッピング。もう吉原自体が
好きという。まるで歌舞伎座そのもの贔屓、まるで浅草演劇ホールの表で語る人。
お話。昼日中から吉原へ出かける若旦那を見かねた番頭。空いてる店の二階に
吉原をつくり、せめてそこでいてもらおうという。
盲目愛の熱気と身も蓋もない周囲のクールという、取り合わせが愉快。家中にリアル
吉原モデルという、もはやＳＦな思いこみ趣向が素敵。若旦那の妄想芝居は落語その
ものを笑う趣向で面白い。談春はお得意の情景、心理描写でテンポよく一人多役芝居
を演じて、さすが。
・明烏
枕。初馬の日の噺。寺子屋にいく日というのを聞いて得心がいった。吉原では
金があって暇があるのが上客だった。堅い若旦那というのはさしずめ草食系。
今の20代は性欲がまるでなくて、相手の娘が困っているらしい。日本人という種族は
もういらないという噺もあったり。
お話。堅すぎる若旦那。粋な父親は長屋の遊び人に吉原に連れて行ってくれと託す。
そうと知らず、のこのこついて行く若旦那だったが。
やくざと好青年で、前者がしてやられるというおもしろ噺。前のめりのテンポで
ぽんぽん語って愉快千万ねこ。
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