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 突劇金魚 第14回公演「富豪タイフーン」

 @大阪 芸術創造館(2013/7/5-9 8ステージ)
 http://www.artcomplex.net/art-space/
 全自由(整理番号付)一般 前売2500円 当日3000円 学生前売当日共2000円
 初日割引1800円
 @名古屋 ナンジャーレ 6/12-16 6ステージ

 作・演出:サリngROCK 舞台監督:今井康平(CQ) 舞台美術:さかいまお
 照明:大塚雅史(DASH COMPANY) 音響:児島塁(Quantum Leap*)
 衣装:植田昇明(kasane) 制作:若旦那家康
 フライヤーデザイン:チャーハン・ラモーン 主催:突劇金魚、大阪市
 出演:
 山田まさゆき[突撃金魚]:追栄太(大学生、家庭教師にくる)
 井田武志[sunday]:父
 高橋恵美子:母
 原竹志[兵庫県立ピッコロ劇団]:息子
 片桐慎和子:娘
 松永渚:メイド

 2013/07/06(土)曇 2:05-3:51PM(1'45)前方中央 客席9割?(80人?)
 客層:20才代中心、中年層ちらほら、男女半々。
 客入れ:整理券配布、開場時15人ほど。ベンチ2、椅子5列。前から埋まる小劇場演劇
 折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。次回公演予定未掲載。
 物販。台本800円 ポストカード100円 特性シール200円 カーテンコール1回。

 舞台。広く平床、暗色に朱の渦巻き模様を描き。四隅に白い階段、お屋敷の各部屋に
 見立て。
 お話。家庭教師募集の張り紙、高額な時給の教え子は中年の引きこもり御曹司。
 放任主義の父親故、登校拒否のまま過ぎてしまったという。屋敷にはもう一人、
 世間知らずに育てられた次女がいる。こちらは世間をおそれる母親の純粋培養。
 平穏に過ごす人々が外部によって変えられてしまう、家庭崩壊と再生劇。

 リゾート気分でチクリと刺す。世界に開きながら、逆に閉じてしまう皮肉な顛末から
 、まっさらに人生を問いかける。流してしまわない姿勢にほんわかとした中にも
 気骨ある作家の姿が浮かび。お屋敷の人々は白塗り白装束、水底ら夢幻場面の
 ビジュアルが独特で印象。

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