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 勅使川原三郎 連続公演「空時計サナトリウム」

 @両国 シアターX(2014/3/22,23,17,29 4ステージ)
 http://www.theaterx.jp/
 全自由(整理番号付)一般 前売3000円 当日3500円 学生・シニア(65歳以上)2000円

 「空時計(からとけい)サナトリウム]
 構成・演出・照明・美術・衣装・選曲:勅使川原三郎 演出助手:佐東利穂子
 ダンス・ミストレス:川村美恵 照明技術:清水裕樹(ハロ)
 音響技術:三森啓弘(サウンドマン) 企画制作:KARAS 主催:有限会社ガラス
 特別提携:シアター× 助成:芸術文化振興基金
 出演:勅使川原三郎/佐東利穂子
 川村美恵、鰐川枝里、高木花文、加藤梨花、林誠太郎、吉渾慎吾、鳥居美由紀

 2014/03/22(土)晴 8:03-9:03PM(57)最前方 客席5割?(70?人)
 客層:大人中心、男女半々。
 客入れ:開場開演15分前。開場時20-30人。最前B列。折り込みチラシ少々。
 パンフ A4両面。物販なし。カーテンコール3回3分。

 ポーランドの作家ブルーノ・シュルツ作品による作品第4弾。
 舞台。上手に横、下手に縦のベンチ箱。それぞれ舞台前後に棒状電灯の列。後方壁に
 光の小窓。電車内を模したりし。
 構成。死の床に伏す父の元へ向かう男の心象。勅使川原三郎の影のように佐東利穂子
 が伴い。車内乗客らはアンサンブルで。諦めか麻痺動作、漂い流れていく男。父の
 死に追いつけない。真っ暗なサングラス越しの世界。乱れ、立ちきり、海藻のように
 漂う。闇の世界は幕切にホワイトアウトし、激しく麻痺。

 テキスト朗読を終始し、ダンスに心象が映し見える錯覚をしばし。海藻のような、
 茫洋とした動きに濃厚な味わいを添えて○。

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